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7月2日にカツァリスライブ放送があります

来月7月2日にオーストラリアのウェブラジオ、ABCクラシックFMというところで、昨年の8月7日にポーランドのドゥシニキ・ズドルィというところで行われた演奏会のライブがWeb放送されます。
少し前にベルギーのWebラジオでも放送されたのですが、ここでお知らせしなかったので、今回再放送ですが、お知らせします。プログラムは例のショパン関係のプログラムです。

Liszt after Chopin Spring Song 2’18
Liszt arr Katsaris Csárdás Obstinée 3’12
Liszt Benediction of God in Solitude 12’50
Schumann Variations on Chopin’s Nocturne in G minor, Op 15 No 3 3’37
Schumann Arabesque in C, Op 18 4’53
Gottschalk arr Katsaris The Banjo 3’52
Chopin Spring Song in G minor, Op 74 No 2 1’01
Trad arr Chopin Allegretto 1’12
Trad arr Chopin Mazurka in D minor 0’56
Oginsky Polonaise in A minor (Farewell to the Fatherland 3’35
Chopin Waltz No 3 in A minor, Op 34 No 2 4’46
Chopin Waltz No 7 in C sharp minor, Op 64 No 2 3’11
Chopin Nocturne No 2 in E flat, Op 9 No 2 3’45
Chopin Nocturne No 6 in G minor, Op 15 No 3 3’31
Chopin Mazurka in B flat minor, Op 33 No 4 3’50
Chopin Mazurka in A minor, Op 67 No 4 2’24
Chopin Fantasie Impromptu in C sharp minor, Op 66 4’20
Karsaris Improvisation 13’05
Bach arr Siloti Prelude in B minor, BWV855 3’45

放送は、現地で昼の1時からですので、日本では昼12時からの放送になります。
詳しくはリンク先の番組表をどうぞ。ちなみにこのときの演奏、ちょっとお疲れモードでいまいち、ではあります。。。
http://www.abc.net.au/classic/daily/stories/s2927610.htm
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カツァリスのソウル公演に行ってきたぞー

5月27日のカツァリスのソウル公演に行ってきました。
管理人、カツァリスファン歴25年になりますが、海外おっかけはこれが初。さて韓国でのカツァリス人気はいかに?

ところが出発前にウェブをみたところ、どうも曲目は変わってる? ショパンのソナタ3番が全曲でなくて3・4楽章のみになっていて「???」状態で出国。

今回のソウル公演の場所は、Kumho Art Hall というアシアナ航空のビルの3階にある室内楽向きのホールでした。この公演は、ソウル国際音楽祭の一環とのことで、こんな感じ。

seoul.jpg

中心部、ミョンドンから歩いてホール着。で、始まりました。席は売り切れのはずが、ちらほら空席。

入ってくるなりカツァリス、マイク片手。
「韓国ではじめてソロコンサートができて光栄です」(そうか、過去2回はコンチェルトだけだったのね)
「今年はショパンのアニバーサリイヤーでうんぬんかんうん・・・・」
「私はここで当時のコンサートを再現したいと思います。当時のコンサートはもっと自由でした。そう即興演奏などです。ですから、私は、今夜みなさんのために即興演奏からはじめたいとおもいます
(喝采)
でいきなりの即興演奏のサプライズ。テーマは前半はきいたことがないメロディー。もしかしたら韓国のメロディーかも。後半はいつもの、タンホイザーから、パガニーニラプソディーやチャイコなどをつないでいくパターン。今回はつなぎ方が複雑だったかも。
この即興演奏から入るやり方、実は今年に入って各地でやってるようなので、もしかしたら、日本公演でもありえるかも。

さて前半本プロ。
ショパン:ウィオスナ Op.74-2
ショパン:アレグレットとマズール
ショパン:葬送行進曲 Op.72-2
ショパン:ワルツNo,3 Op.34-2
ショパン:ワルツNo,7 Op.64-2
ショパン:ソナタNo,2より2楽章
ショパン:雨だれ前奏曲
ショパン:子守唄Op.57

これらは新レパートリーなし。で、前半聴いて、「あっちゃー」と思ったのは、ホールの音響。ちょっと音楽ホールの響きではなく、会議室のようにキンキンして、まったくカツァの音色を楽しめない。低音部もほとんど聞こえず、風呂場の中でラジカセをかけてるよう。演奏の質はこの瞬間、あきらめました。
空席のところも曲がすすむにつれて埋る。演奏中でも入ってくるばかりか、前のほうの姉ちゃんが、演奏中に立ち上がり出ていったのは、なんか気分でも悪いのかとおもいきや、数曲後に平気な顔でジュース片手で戻ってきたのにはびびったぞ。。。恐るべしコリアン。

後半がいくつか新曲あり。
リスト:ショパンの歌曲「春」のトランスクリプション
ショパン:4つのマズルカ Op.67
ショパン:ノクターン No.2 Op.9-2
ショパン:ノクターン No.20 Op.Posth
ショパン:ノクターン No.15 Op.55-1
ショパン:ノクターン No.16 Op.55-2
ショパン:ソナタ3番から3・4楽章

マズルカの Op.67の1-3までと、ノクターンNo.15,16が新レパートリー。
やっぱりカツァリスのノクターンは最高ですな。日本公演で弾くかどうかは?です。
で、ホールの音響もピアノのコンディションもよくなかったので、これ以上感想を書くのはやめます。

しかし、会場は、大盛り上がり。
アンコールはいつものように、ゴッドシャルクの「バンジョー」に、この作曲家も200年アニバーサリーなんで忘れないでといいながら、シューマンの「アラベスク」、最後にバッハシロティのプレリュード。

ホールの外では、CDを買った人のみサイン会といういつもの光景。
そんなに並んでる人がいないのに、列の進みがおそいおそい。みんな必死に話しかけて気合入れて写真とるもんだから。ほんとに韓国人って写真好きだな。。。

で詳しい描写は避けるが、明らかに、カツァリスに言い寄ってる韓国美女あり。もう、そりゃもうカツァリスご機嫌。。。良かったねえ。
(何回も言うけど、ここに書いてあることを本人に告げ口しないように。。。マジで。。。)

いろいろほんとは書きたいのだが、やめますー。
気持ちは、次回海外遠征、8月のペキン公演に向かっているのだー!!!
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WGBHのインタビュー&スタジオ生演奏

以前、カツァリスが去年ボストンの放送局WGBHに出演した時のインタビューを紹介しましたが、そのとき公開されていたのはPart1のみで、Part2はウェブ上では聞けなかったのですが、今回、全編がオンデマンドで聴けますので改めて紹介します。

内容は、盛りだくさんで、生まれルーツの話から、学生時代、シフラの思い出、とくに熊蜂の飛行を弾いたときのことなど、その映像のYou Tubeにアップされてることを楽しそうに話し、生演奏では、リストの前奏曲と葬送行進曲やモーツァルトの幼い時の曲なども披露。後半は、Piano21の音源から、プロコや、アムランに貸した譜面が出版されたエピソードが有名のバッハバディネリを聴いたり。MCの女性のCathyがなかなか進行がうまくて、カツァの話が長くなりそうだと、まるで小島慶子ばりの剛腕を発揮して曲をかけるとこなど、おもしろいです。
あと、カーネギーホールのライブのショパンワルツを聴いた後、カツァリスが、「絶対真似するな、こんな弾き方、とくにコンクールでは」と言ってたのにはワロタ。そのあと、ショパンを弾くのレッスン編をYou Tubeで見たとCathyがいうと驚くカツァリスにもウケます。

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東方神起は中国のグループだと思ってましたが・・・

韓国のグループだったのですね。。。
どうでもいいです。

もちろんヨン様など興味もありません。冬ソナをはじめ韓国ドラマも見たことありません。。

あ、チャングムは好きでした。あの姉さんはカワイイので。

え、何が言いたいかというと、そんな興味のない韓国、ソウルに行ってきますです。

そう、来年還暦を迎えようというあの人の演奏を聴きに。。。5月27日ソウル。

初ソウルがそれ目当てでいいのか? というより、それしか興味ないし。観光予定ゼロ。

で、なぜ急に行く気になったかといえば、プログラムが、

F. Chopin / Wiosna in G minor, Op. 74 No. 2
F. Chopin / Valse in A minor No.2, Op. 34
F. Chopin / Funeral March, No.2, Op.72
F. Chopin / 4 Mazurkas, Op.67
F. Chopin / Nocturne No. 20 in C sharp minor, op. posth.
F. Chopin / 2 Nocturnes Op.55
F. Chopin / Berceuse (Lullaby) in D flat major, op. 57
F. Chopin / Piano Sonata No. 3 in B minor, Op.58

おや、4 マズルカ Op67、2ノクターン Op.55 って、全部弾くの? 新レパートリーじゃない?
あうー、ソナタ3番久しぶりに聞きたいっ!! てなったからなのですが。

ソナタ3番なんて、もう日本じゃ聞けないもんね、と思ったせいもあったのだが、今年の日本公演
で一部会場では弾くという噂も・・・。ますます韓国行きのモチベーションが下がりまくり。。。
どなたか、ソウルツアーに参加しませんか? 最少携行人数1名。。。
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ほとんど映っていないが、カツァリスの軍隊行進曲

カツァリスが、ユネスコの公認Musician(?)として、いろんな活動をする中で、結構最近多いのが、ADAP Association of Artists for peace の活動です。あまり詳しく知りませんが、歴史的に無茶苦茶仲が悪いギリシャとトルコの間で音楽を通じての平和活動を推進しようとするNGOのようです。
まあ、この両国に挟まれて、まさに血で血を洗う領土問題の真ん中にいたのがキプロスですから、キプロス出身のカツァリスがこの活動の中心になるのは必然ですかね。

このNGOのもとで、たまに両国にゆかりのある演奏家があつまってコンサートなどをやってるようですが、映像で、2008年12月に行われたコンサートのアンコールをみることができます。曲は軍隊行進曲で、ピアノ2台で1台はカツァリス専用、もう1台を4手で交代して弾いています。メンバーはカツァリス以外知りませんが、あとのメンバーはお世辞にもうまいとは言えず、出だしで思いっきりトチったりして、ほんまにプロのピアニストなんやろうかと・・・。
おまけにカツァリスは最初しか映らず、映像も音とズレズレだったりして、なんとも残念な映像です。本プロでカツァリスが弾いたとこを見せてほしいものです・・・。

その映像はこちらからどうぞ。
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ストリーミング放送でカツァリスのLive配信中

最近になく立て続けにブログ更新です。。。

昨年の8月7日にポーランドのドゥシニキ・ズドルィというところで行われた演奏会のライブがストリーミング放送で配信されています。この街はポーランドの南でチェコとの国境にある小さな町のようですが、毎年ショパン国際音楽祭を開催しており、昨年はオープニングコンサートにカツァリスが招かれました。今年ではなく、去年というのが・・・ですが・・・。ちなみに今年はユンディのようです。小さな音楽祭ですが、歴史があって、結構なビッグネームもくるみたいですね。

このコンサートではカツァリスはショパンだけでなく、ショパンに関連する、シューマンやリストの編曲ものを弾いたりしており、当日のプログラムの中から、以下の2曲を聴くことができます。

ショパン(リスト編曲):春(6つのポーランド歌曲より)
リスト(カツァリス編曲):チャルダーシュ

チャルダーシュはおなじみですが、春はちょっと珍しいですね。リスト編曲のものではなく、ショパンのオリジナルのほうならば、過去にも弾いたことがあります。このリスト編曲のほうは今年の来日公演で弾く可能性大です。

ストリーミング放送はこちら。
Hour1の Listenというところをクリックしてください。
この2曲は番組の最後に放送されます。なお、冒頭では、ショパンのプレリュードOp45も放送されますが、これは当日のライブではなく、Sony Classical のCD音源です。
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iTune StoreでカツァリスPIANO21のCDが買える

つい最近まで馬鹿にしていたiPodにどっぷりハマってしまって、いまではiPhoneを大喜びで使っている管理人ですが、知らない間にiTune StoreでPiano21のCDがほとんど買えるようになっているのでびっくり。
とくにいまだ日本には輸入されていない最新盤のモーツァルトピアノ協奏曲Vol.6(2台、3台のピアノのための協奏曲)も買えます。東京エムプラスが当てにならないので、これからはiTuneで我慢するしかないですかねえ。
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カツァリスとルチア・アリベルティの共演

TOSHIよりも100万倍興味ある共演者のベテランプリマ、ルチア・アリベルティですが、2回共演するようで、メインの曲目とともに発表されています。

1回目は、5月2日にドイツのブラウンシュヴァイク・クラシック・フェスティバル

2回目は、7月3日のサヴォリナ・オペラ・フェスティバル。

演奏会タイトルが「Songs with and without words」ってのがカッコイイですね。
ただ、プログラム的には、カツァリスがアリアのトランスクリプションを弾いたりとかはあまりなさそうで、オペラと関係あるのは、ワーグナーリストのイゾルデの死、椿姫前奏曲だけ。あとは、ショパンのノクターン、メンデルスゾーン無言歌(かな?)、シューベルトリスト歌曲という感じです。
でも伴奏がうまいカツァリスと本物のプリマの共演・・行きたい・・・。
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2010来日公演 名古屋公演発売

今年秋の来日公演のチケット発売が早くもあります。

先陣をきるのは、わが地元名古屋公演です。
イープラスこちらです。

【公演名】シプリアン・カツァリス ピアノリサイタル
【日時】 2010年10月3日(日) 17:00開演 (14:00~公開レッスンあり)
【会場】 愛知県芸術劇場コンサートホール
【料 金】全指定席(税込)
S席6,000円 A席5,000円 B席3,500円 C席2,500円 学生席(26歳以下)1,000円

同じ日に、ラン・ラン名古屋公演も発売になるので、間違ってこっち買ってくれないかな・・・。
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ビックリ! マシュー・キャメロンがイケメンだった件

古今東西、ヲタというのにイケメンはいないと相場が決まっています。そりゃそうです。イケメンならヲタになって何かに熱中するヒマなどないくらい女子との戯れに忙しいのですから。

クラシック音楽界ではさらに顕著です。クラヲタなどにイケメンがいるはずもなく、演奏家とて例外ではありません。千秋先輩は少女漫画の世界だから許されることなのです。たまにいるイケメンピアニストはオホホのそっち系だったりします。
(推薦盤)
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ところが、こともあろうに、ヲタ中のヲタである我らがカツァリスの仲間が実はイケメンだったことが発覚したのです。

その名は、マシュー・キャメロン。

そう、2004年にリリースされたモーツァルトトランスクリプションの中でのアイネクライネナハトムジークと、レオポルドモーツァルトのおもちゃの交響曲の編曲者として、突如として、われわれカツァヲタの前に現れたあの「誰なんだマシューキャメロン」です。

だいたい、クラヲタの中でも、トランスクリプションが好きで、楽譜を集めてる人たちなどいうのは、ヲタの最右翼であって、イケメンなどいていいはずがありません。カツァリス曰く、キャメロンもピアニストであって、編曲者であって、楽譜収集家であるそうなので、例外ではありません。

それなのに、このキャメロン、若いイケメン。カツァリスとの共通点ゼロです。
わかった! カツァリスはキャメロンを餌に、その周りに集まる若い娘っ子を狙おうと??

いろんな妄想が広がるキャメロン様です。





あ、ありえねー、ワイルド系イケメン・・・・
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