カテゴリー: 最新情報

ウェブラジオ情報: 2013年8月20日ワルシャワコンサートのオンデマンド放送

France Musiqueはアーカイブされますので事前にお知らせしませんでしたが、
昨日オンエアされましたのですでに On Demandできけます。

http://www.francemusique.fr/emission/le-concert-de-l-apres-midi/2014-2015/recital-cyprien-katsaris-varsovie-05-04-2015-14-02
(赤い矢印をクリックすると聞けます。しかるべきソフトがあればダウンロードもできます)

2013年8月20日 Chopin and his Europe Festival (ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭)から

演奏曲目:
・即興演奏
・ヴェルディ 歌劇「十字軍のロンバルディア人」 より
  「おお、主よ、生まれし家より」 
  「めでたし、エルサレムのマリア」
・ワーグナー 黒鳥館への到着 (アルバムの綴り)
・ワーグナ 楽劇「タンホイザー」「ローエングリン」より
  エルザの大聖堂への行進(リスト編)
  ローエングリンの非難(リスト編)
・ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より
  イゾルデ愛の死(リスト編)
・ショパンノクターン Op.9-2
・マルチェロ オーボエコンチェルトよりアダージョ(バッハ編)

ロンバルディア人はリスト編だと思うのですが、確証はありません。
ローエングリン、タンホイザーの2曲は秋の来日公演でも弾く予定です。
なお当日の後半のプログラムは皇帝ソロバージョンでしたが放送ではカットになっております。
続きを読む

新譜情報: ソニークラシカルから新録音発売!

なんとびっくりなのですが、ケンカ別れしたはずのソニークラシカルから正規盤にて新譜が発売されます。

まずは、国内盤として、ショパン前奏曲の再発売。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/6235727
http://www.amazon.co.jp/dp/B00SRVBWWE/ref=cm_sw_r_tw_dp_M7U8ub1H0WPY0

それから、輸入盤ですが、カツァリスのソニーでの全録音を集めた7枚組の再発売
Cyprien Katsaris – The Sony Recordings
http://www.amazon.co.jp/dp/B00TY9FGL6/ref=cm_sw_r_tw_dp_Z5U8ub1X5N2ET
これはなぜかアマゾンでしか、発売予定がまだ出てきません。

そしてなんと、新録音を含む2枚組の新譜!
Piano Mascarade
Piano Mascarade_front cover
なぜかフランス圏のアマゾンフランスかFNACでしか見つけられませんが、すでに発売中です。
http://www.amazon.fr/dp/B00RDC63EU/ref=cm_sw_r_tw_dp_28U8ub072T23S
http://musique.fnac.com/a7922653/Divers-Piano-mascarade-2-CD-CD-album

このCDには、なぜかこれまでのPIANO21の録音、しかも最新盤である「111 PIANO HITS」や「ピアノレアリティーズ」から多数収録されており、ベスト盤かと思いきや、なんとCD2には未発売音源の最新録音も収録されており、完全な新譜となっています。

収録曲は以下のとおりです。

CD1:
1.バッハ:バディネリ(原盤PIANO21「バッハトランスクリプション」)
2.ハチャトリアン:仮面舞踏会よりワルツ(原盤PIANO21「ピアノレアリティーズVol.3」)
3.ハチャトリアン:ガイーヌより剣の舞(原盤PIANO21「ピアノレアリティーズVol.3」)
4.ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番よりワルツ第2番(原盤PIANO21「111ピアノヒッツ」)
5.ヘンデル:メサイヤよりハレルヤ(原盤PIANO21「111ピアノヒッツ」)
6.モーツァルト:アイネクライネナハトムジークより(原盤PIANO21「モーツァルトトランスクリプション」)
7.Jシュトラウス2世:美しく青きドナウ(原盤PIANO21「旅のアルバムVol.1」)
8.ヴィヴァルディ:四季冬よりラルゴ(原盤PIANO21「111ピアノヒッツ」)
9.ワーグナー:ワルキューレの騎行(原盤SONY「ワグネリアーナ」)
10.アルベニス:タンゴ(原盤PIANO21「旅のアルバムVol.1」)
11.オルフ:カルミナブラーナより(原盤PIANO21「111ピアノヒッツ」)
12.マーラー:交響曲第5番よりアダージョ(原盤PIANO21「ピアノレアリティーズVol.1」)
13-16.ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第2番(原盤PIANO21「ピアノレアリティーズVol.3」)

CD2:
1.Rコルサコフ(シフラ編曲):熊蜂の飛行(原盤テルデック「アンコール」)
2.モーツァルト:交響曲第40番より第1楽章(原盤PIANO21「モーツァルトトランスクリプション」)
3.シューベルト(ゴドフスキー編曲):美しき水車小屋の娘より朝の挨拶(2013年新録音)
4.シューベルト:交響曲第8番未完成より第1楽章(原盤PIANO21「ウィーンコネクション」)
5.カツァリス:いろいろなテーマによる即興演奏(2014年新録音)
6.ホセ・ローロン:ローザス「波涛を越えて」によるワルツカプリース(原盤PIANO21「ラテンアメリカリサイタル」)
7-9.バッハ(ヴィヴァルディ):オルガン協奏曲第2番BWV593(2000年新録音)
10-15.リスト:6つのポーランドの歌S.480(2011年新録音)
16.ルイ13世(カツァリス編):汝、太陽を信ずる者(原盤PIANO21「フレンチミュージック」)
17. ド・リール(リスト&カツァリス編):ラ・マルセイエーズ(原盤PIANO21「フレンチミュージック」)

このCD2の3、5、7-9、10-15の4曲が完全に初出の新録音です。

完全にケンカ別れしたはずのソニークラシカルとなぜこのような形で新録音がリリースされたのか、PIANO21はどうなるのか、よくわかりませんが、どうもソニーとはなんらかの契約を結んだようです。

かといって、まさか中断したはずのショパン全集が再スタートするとは思えませんが。。。
まずは朗報ではあります。
続きを読む

ウェブラジオ情報:ベートーヴェンピアノ協奏曲第3番(2013年9月演奏)

昨年の2013年9月28日に Spartanburg Philharmonic というオケと共演したベートーヴェンピアノ協奏曲第3番がストリーミング放送で聴くことができます。

ここから。
http://carolinalive.org/episodes/item/2818-spartanburg-philharmonic-and-usc-symphony

実はこれと同じものが You Tubeにアップされているので意味ないですけど。

両方とも音質が良くなく不満は残ります。
この週末にアメリカの WDAV がインターネットラジオ放送で同じものを再放送しますが、これは128Kの音質の可能性があるので聞いてみる価値はあります。

ただし、はっきりいってこのスパータンバーグ・フィルってオケも、なんだかなあ・・・なので・・・以下略。


続きを読む

2014年カツァリス・スケジュール暫定版

まだ公式にも出ていないので、暫定版ですが、2014年のスケジュールです。
珍しいところでは、去年に引き続き、ロンドンがあるみたいです。
あとは久しぶりにリール・エテルナハのフェスティバルとかでしょうか。

February
•03 Schaffhausen | (Switzerland)
•04-09 Schaffhausen • master classes | (Switzerland)

March
•7-16 Hamamatsu – The 18th Hamamatsu International Piano Academy | (Japan)
•18 Codsall Community Arts Festival | (United Kingdom)
•23 Arles – Soirées Musicales du Méjan | (France)

April
•28 Györ | (Hungary)
•29 Budapest | (Hungary)

May
•06 Paris – Salle Gaveau | (France)
(Concert for 4 pianos with Janis Vakarelis, the sisters Ferzan & Ferhan Önder and Cyprien Katsaris)
•23 Echternach – International Festival of Echternach | (Luxembourg)
(Concert for 2 pianos with Hélène Mercier & Cyprien Katsaris)
•29 Heidelberg – Stadthalle Heidelberg • gala concert | (Germany)

June
•02 Paris – Les Lundis Musicaux du Théâtre du Palais-Royal | (France)
•09 London – Wigmore Hall | (United Kingdom)
•12 Strasbourg – Festival de Musique de Strasbourg | (France)
•15 Lille – Festival de Piano, Auditorium du Nouveau Siècle | (France)

November
•30 Bourglinster – Château de Bourglinster | (Luxembourg)
続きを読む

第10回スイス国際室内楽コース 2014

2014年3月の浜松に先立って、2月にはスイスのシャフハウゼンというところで、室内楽のマスタークラスが行われますが、ピアノ担当講師がカツァリスです。
2月3日には教授陣によるコンサートもあるそうですので、カツァリスも弾くのでしょう。

1. 開講期間:2014年2月3日(月)~2月9日(日)・7日間
2. 開講地 : シャフハウゼン(スイス)

84,000円で受けることができます。興味ある方は応募してみてください。

で、応募締切日は10月25日(金)です。って、お知らせが遅いですね。すんません。。。

http://www.gakushu-kai.com/?p=6474
続きを読む

ウェブラジオ情報:明日8月19日にグラーツでのコンサートが放送されます

最近更新もままならず、すみません。

突然ですが、明日8月19日(月)夕方17:05から、オーストリアのORF放送で、カツァリスのコンサートが放送されます。今月の5日にオーストリアグラーツ郊外のお城でやったコンサートの模様です。
LIVEストリーミングでもちろん聞けますが、ORFはアーカイブされますので、後日でも聞けると思います。

なお、放送予定のリストピアノ協奏曲第2番のソロバージョンは、放送されるのは初めてです。
コンサートで聴く以外なかった曲ですので貴重です。

放送詳細:
8月19日(月)17:05-18:35(日本時間)
ORF oe1にて放送
http://oe1.orf.at/programm/346462
LIVEというところをクリックすれば聞けます。

内容:
2013年8月5日 オーストリア・グラーツ郊外 Eggenberg Palace でのコンサート

曲目:
カツァリス:即興演奏
ハイドン:ソナタ Hob XVI/35.
シューベルト:ピアノ小品 D 946/2
シューベルトリスト:アヴェマリア
シューマン:アラベスク
ショパン:ノクターンOp.9-2 / マズルカ Op.24-2
ショパン:ラルゲット(協奏曲第2番第2楽章)
リスト:ピアノ協奏曲第2番(カツァリス編曲ソロバージョン)
マルチェロバッハ:アダージョ(アンコール、たぶん放送されます)
続きを読む

ウェブラジオ情報:2012年8月のコンサートの模様が聞けます

ツイッターで教えていただきました。

ベルギーのRTBFのサイトから、2012年8月19日にカツァリス出演した、ショパンと彼のヨーロッパ音楽祭のコンサートの模様がストリーミングで聴けます。
音質も、mp3 128K ですので十分です。

当日のコンサートの全プログラムではありませんが、以下の通りです。

2012年8月19日 ワルシャワ Chopin and his Europe” Festival
Witold Lutosławski Studio of the Polish Radio

1.カツァリス 即興演奏
2.シューベルト ピアノのための小品第2番 D.946
3.グリーグ 抒情小曲集
4.ショパン ダブロフスキー・マズルカ(ポーランド国家の元ネタ)
5.ショパン アレグレットとマズール
6.ショパン 4つのマズルカOp.24
7.ショパン ポロネーズ第5番 Op.40-2
8.ショパン ラルゲット(ピアノ協奏曲第2番第2楽章)ソロバージョン

こちらからどうぞ。

毎年の音楽祭は全演奏がラジオ放送されますので、いずれPolskie radio で全曲放送されるとは思います。
続きを読む

カツァリスについて

皆様
諸事情あり、詳しいことは書けませんが、カツァリスは元気に演奏活動を再開しました。
もちろん10月の来日公演も行われます。
来日公演については、東京浜離宮公演が10月23日に予定されており、来週くらいに詳細発表される予定です。
プログラムはなんと「楽団ひとりナイト」オールひとりコンチェルトものです。
まずはお知らせまで。
続きを読む

カツァリス復帰へ

大事には至らなかったカツァリスの脳梗塞でしたが、ようやく、今週末に検査入院していたベルリンの病院を退院し、パリの自宅にもどったそうです。

退院前には、7人の医者の前でピアノも弾いてみたところ、回復ぶりにみな驚嘆したそうで。

本人も俄然やる気で、さっそく来週のブリュッセルのコンサートから復帰するつもりとのこと。

とにかく元気なのはいいですが、再発が怖いですので、無理しないでほしいです。とくに長距離の飛行機移動などは避けてほしい。。。

そんなわけですが、来年の日本公演は10月中に医者・本人の判断のもと、無事行われるかの結論がでるでしょう。もし行われるならなんの心配もない万全の状態でやってきてほしいです。次回のプログラムもハードですし。。。
続きを読む

カツァリスの病状について

すでにツイッターでお知らせしました通り、カツァリスは先週10月1日のベルリンでのコンサート中に体調の不良を訴え、コンサートを中断し、病院に直行しました。

当初は今年の来日公演が中止になった原因の腱鞘炎の再発かと思いましたが、指ではなく、左半身の痺れを訴えたようで、彼のお姉さんがパリから急遽ベルリンに飛んだりと、緊張感が走りました。

結果、やはり軽い脳梗塞との診断でした。しかし、早期の治療だったことと、かなり優秀な医師団に診てもらったとのことで、命に別状はないと速報が入りました。

先週末には、外を歩いたり、ピアノを触ってみたり、もちろん言葉も問題なく話しているようで、本人はいたって元気だということです。

しかしながら、演奏活動復帰までは、再発防止も考慮しまだ検査入院を続け、どれくらいかかるかまったく見通しは立っておりません。ただ、本人は相変わらずエネルギッシュですぐにでも復帰する気マンマンだとのことですが・・・。

今年の来日公演の延期分の公演が予定通り行われるかもまったく不明です。しかし、私たちは冷静に彼の復帰を待ちたいと思います。

本当に、大事に至らなくてなによりでした。もしもこれが演奏中でなければ、なんだかだるいなくらいで気にかけなければ取り返しのつかないことになっていたかもしれません。そう考えると本当によかったと思います。

まずは、心配されている皆様に、報告させていただきました。
続きを読む

アーカイブ