カテゴリー: 最新情報

ヤフーオークション情報「シューベルトソナタD960」

今回の来日公演で、久しぶりに披露したシューベルトソナタD960
ですが、これは国内盤でも長らく再発売されておらず、意外に手に
入りにくいCDになっていました。

最近、ちょくちょくどうやったら手に入るのかというお問い合わせを
受けますが、答えは「中古ショップかオークションで見つけるしか
ない」と言わざるをえません。

ただ、結構頻繁に出てきますよと、お答えしていますが、さっそく
ヤフーに出ていました。
まだお持ちでない方はどうぞ。

ただし、今回の来日公演しか聞いたことがないかたはびっくりし
ないように。CDでは意外にフツーでゆったりした演奏です。
一般的に演奏家は年をとったら落ち着いてくるものなのでしょうが、
カツァリスは逆です。昔のほうが落ち着いています。。。

http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/118158691
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YOU TUBEにまたもや新映像

最近はちょっと目新しいものがでると、すぐにYOU TUBEにアップされますが、
またでました。今回は7月にバイロイトであったコンサートからリストのチャルダシュ
の映像です。

明らかにハンディでの隠し撮りっぽいですが、スタイングリューバーのロゴが
でていたり、カメラが複数台あってスイッチングしているところをみるとなにか
公式に作ったものなのでしょうか。
しかし、このチャルダシュは、また最近アレンジされてやりたい放題になって
きてますなあ。
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北京での即興演奏がグーグル動画にも

先日お知らせした、北京でのカツァリスの即興演奏の模様が
Google動画にもアップされていますので、保存したい方はどうぞ。

http://video.google.com/videoplay?docid=-4800458220495374370&ei=vCHZSPK4DafYqAPMtYiuAg&q=cyprien+katsaris

ただし、この動画は、例の中国のサイトをカツァリスに私が教えて
あげてから、どうもその画面キャプチャーして、事務所がアップした
ようですので、画質はかなり悪いです。

最近はアーティストも公認のもとYou Tubeとかを意図的に宣伝
に使うケースが多いですけど、カツァリスもですかね。彼らしく
ないですけど。。。
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北京ピアノガラ詳細情報(動画リンクあり)

例の北京で行われたピアノガラですが、無事に終わったようです。
なんとこのコンサート下記のリンクから動画で見ることができます。

http://www.chncpa.org/n16/n2279/n2309/1135383.html

カツァリスは20分過ぎくらいからでてきます。
1.いろんなメロディーの即興演奏
2.ゴッドシャルク バンジョー

即興演奏は例によって、第九とかタンホイザーとか彼のいままでの
即興フレーズ集をかきあつめてきて、中国のメロディーをちりばめた
大サービスバージョンです。中国のメロディーを弾くときの会場の
盛り上がりと、彼の「どや顔」は見ものです。

その他現地関係者によれば・・・
・カツァリスはランランをきにいっていた(会場でもやはりランランは一番人気)
・ランランはユンディリが嫌いなのでリは呼ばれなかった(どっちでもいいが)
・カツァリスはソロはファツィオリ、10人コンチェルトはベーゼンドルファーを弾いた(珍しい)
・カツァリスは他のピアニストとほとんど話さず、譜めくりをやっていた中央音楽学院の
中学生や高校生ばかりと話していた(いつものことだな・・・)

とにかく無事に終わってよかったです。次は、日本で待ってるぞ!
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北京ピアノガラを前に(フランスのTVから) 

さて、世の中、オリンピック一色で、例のカツァリスも出演する北京のピアノガラも
いよいよ近づいてきました。今回フランスのTVでそれを前にインタビューされている
映像がありますので、紹介します。結構、突っ込みどころ満載です。
なお、英語版とフランス語版があるらしく、微妙に内容が違うらしいです。

まず番組冒頭、結構大げさに紹介され、「マジックフィンガー」などとおだてられてます。
で、北京のコンサート名は、「A Night for Piano」というらしいですが、当然、その話からです。

カツァリスいわく
・中国文化省から世界中のピアニストが10人招待された
・とても特別なコンサートで、オリンピックの最中に新しくできるオペラハウスでやる。
・そのオペラハウスは3億ドル、8年の歳月をかけてフランス人の建築家が作った

ちょっとプチ自慢入っています。彼とすれば、このような招待がいたくご機嫌なのです。
あえて突っ込みますが、10人の中にランランがいるのは当然ですが(捏造でブーイング
の嵐の開会式でも大活躍・・)、他にスターって・・・? 裏話すれば、ポリーニとかのビッグ
ネームにすべて断られて挙句がこのメンバーなのだが、最初のオファーで喜んで受けた
のが、カツァリスくらいなのが物悲しい・・。(でもギャラはいいからな)

で、コンサートの内容は
・各自10分の持ち時間でソロ。
・最後に10人全員とオーケストラで新作のコンチェルト。

カツァリスは自作を弾くという気合の入れようですが、さすがにコンチェルトではどん
な曲なのか、わからず苦笑いです。実際は、一人10分などではなく、明らかに
個人差あるようですが・・。

さてここからがさすがおフランスのTV局。どこかの国と違うぞ。
いきなりインタビュアーが「スピルバーグがボイコットしたりしていますが、あなたは
そのようなところへ行って演奏するのに何も感じないのか」という超ストレートな
ツッコミ!

カツァリスいわく
・まったく問題は感じない
・意見が違う人に対しては(つまり中国に対して)はコミュニケーションが重要
・ボイコットというのは世の中に対してそこで起きている問題へ注目をひくという点で
一定の評価はするが、個人的には賛成しない。
・だから私は中国に行ってコミュニケーションをとるために、そこ行くことは大いに
名誉におもっています。

インタビューははっきりと人権問題にふれているのですが、それに対する、カツァリ
ス先生の答えは、優等生的なものの、「自分が行って説得してくる」的なニュアンス
に聞こえます。そうですか、カツァリス先生、がんばってください。。。

それからは、昨年10月に行った上海でのコンサートの話。
・中国でとくにヨーロッパのピアニストが、中南米プロのコンサートを行ったのははじめて。

そりゃそうだとおもいますよ。あんなプログラム。。。
で、そのとき収録されたビデオの一部が流れる。ただしこれは、演奏会収録でなく、
その後で収録したものらしい。PIANO21からリリースしたいんだとか。
曲はロドリゲス作曲カツァリス編のラ・クンパルシータです。

で、ふたたび中国の話。ランランはすばらしいピアニストですねという振りに対して、
スーパースターだと認めたうえで、
・中国には、4000-5000万人のピアノ人口がいるらしい
・しかし、自分がマスタークラスで教えた限りでも、少なくともランランと同等かそれ
以上にうまいピアニストがいるが、それでもやっていけないくらいの難しいマーケット

2つ目のトピックの聞き取りはちょっと自信ありません・・。

それからは、
・自分がカメルーンでピアノをはじめたときの話
・1999年にショパンの没記念日にカーネギーホールで演奏した話(東京から直行して
すぐ演奏したことや、自分の誕生日にチャイコフスキーがカーネギホールで演奏してた
ことがわかったことなど)

など、つらつら話して終了。

その後の特集が、アメリカの選手団が、中国へ食材持参で乗り込むという特集。
考えようによってはこれもチクリと皮肉ってるのかと思えなくもない内容。

で、Copinさんによれば、フランス語版はもっとボイコット問題に時間を割いてるよう
で、さすがフランスですなあと。あらためて思った次第。

この北京でのコンサートはTVで中継されるそうです。
どうにかしてみてみたいですなあ。
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最新情報:カツァリス 北京ピアノガラに出演

カツァリスから興味深い情報を知らせてきました。

何かと騒がしい北京オリンピックの最中の8月20日にオリンピックセンターの
横に新しくできるナショナルカルチャーセンターの杮落としで「北京ピアノガラ」
というのを開催するそうで、それに招待されているそうです。
なんでも、その北京ピアノガラには、ランラン、ユンディリの地元ピアニストを
含む世界的なピアニスト10人が招待されており、カツァリスもその一人という
こと。

・持ち時間それぞれ10分でソロ
・最後は10人全員で20分間コンチェルト(どんな曲?)

というお祭りのようですが、かなり気合入ったイベントのようです。

実はその招待状をそのまま送ってきてくれたので、他にもおもしろいことが
書いてありました。オファーの条件なのですが・・・

・ 15000ドルの小切手
・ 往復のビジネスクラス航空券と5つ星ホテル滞在
・ 演奏会の生中継
・ 公演前の記者会見
・ 5日間の北京観光

ギャラもなかなかよいし(10分弾くだけだし)、国賓級の扱いですなあ。
たぶん大喜びで行く気満々のカツァリスですが、ここでサルコジのようにボイ
コットでもしたらおもしろいのだが・・・。

その他招待状の文面にやたらと大げさにイベントをアピールしてオリンピック
と結び付けようとする内容に「必死さ」が良く表れていました。

とにかく無事に行われればいいですがね。生中継がテレビであればいいなあ。
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最新情報:モスクワでの4人のピアニストによる競演&ニューヨーク公演

以前にも少し情報がありましたが、モスクワで先月行われたコンサートで4人のピアニスト
競演というのがあり、カツァリスも参加しています。他のメンバーで知ってるのはギンジン
だけですが、みな若いですね。
曲はちょっと珍しいものをやっていて、ラジオ放送されるそうですが、どうにか聞く方法は
ないものでしょうかね。
http://kawai-kmf.com/topics/2008/03.01/

それから、5月1日にニューヨーク公演がありますが、そこで弾く曲目として、以下が発表
されています。

ハイドンの何か
シューベルト歌曲(リスト編曲とゴドフスキー編曲!
シュトラウスの編曲もの
フランスとラテンアメリカの何か

シューベルト歌曲のゴドフスキー編曲というのは以前に手がけたものと同じかどうか
はわかりませんが、ちょっと期待。
シュトラウスの編曲ものというのは、リヒャルトなのかヨハンなのかすらわかりません。
おそらくヨハンだとは思いますが・・・。
ラテンアメリカものは最近の定番ですね。

ただしこの情報、堂々と発表されていますが、このコンサートの主催者の一人である
当サイトNY情報局員のフランシスによれば、「カツァリスがこんなのどう?って言って
た」というレベルのもの。そんないい加減な情報で発表してしまっていいのかと思い
ますが、案の定、現時点では「当日まで何を弾くかわからない」状態だそうで。
主催者泣かせのカツァリス・・。
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驚愕! YOU TUBE に「熊蜂の飛行」を弾くカツァリス動画が登場!

ものごっつい映像がひそかにアップされました。
1975年にフランスのテレビにカツァリスが出演して例の「熊蜂の飛行」を弾いたものです。
この曲は音源ではあるものの、映像でははじめてです。とにかく見てください。
とんでもないです。
ちなみに、このときカツァリスは、またかの有名なワイセンベルクのジャズソナタを弾いて
おり、その映像は一部で出回ってましたが、カラーでこんなものが残っていたとは驚きです。
ああ、やっぱりカツァリスはすごかった・・・。
http://fr.youtube.com/watch?v=qgkANKRjA4U
おっと、今気づいたが、あああああ、これはなんと、あの元祖超絶技巧の神、シフラ??
と、いうことは、御前演奏なのかぁぁ?? すごすぎる映像ではないか!!!
久しぶりに興奮したぞお。
教えてくれたのはカツァリスのマネージャーなのですが、勝手にアップされているのは
いいのか?
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