カテゴリー: 最新情報

カツァリス 最近の小ネタ情報

ソロの来日公演も終わり、広島公演が神公演だったようですが、とにかく今年の来日公演はすべて近年になく良かったです! 後日振り返ることとして、小ネタをいくつか。

① 本日、NDR-Kultur で放送された、ハンガリー幻想曲(スタインバーグ指揮ザールブリュッゲン放響)は、1984年1月27日の演奏だと思います。とても若々しく、キラキラした音にあらためて若い時のカツァリスの魅力を再確認!

② 今週金曜日22日に例のコラボ演奏会で今年の来日公演の公式な演奏会は終わりなのですが、実は、本当の最後は27日にある京都市交響楽団とのショパンコンチェルト2番の共演です(http://www.kyoto-symphony.jp/concert/)。 しかし、実は、三重県立桑名高校という学校の創立100周年記念演奏会で、関係者のみの非公開。なんとももったいないことで。桑名高校の生徒さんはこのありがたさをわかっているのだろうか? もう2度とひかないであろうカツァリスのショパンのコンチェルト2番(オケとの共演という意味で)を生で聞けるなんて。1日だけ入学したい!

③ 来年1月には、フランスのニースフィルで、リストのコンチェルトのなんと2番でなく1番を弾くようです。確かにニース・フィルのHPに載ってたので間違いだとおもったら、ほんとに1番を弾くらしいです。どうしたんだろ、あんなに頑なに1番は弾かなかったのに。。。

以上、小ネタ3連発でした。

ところで、今後カツァリス情報についてはよほど重要なものでない限り、発信はツイッターで行います。
常連の皆様には、ぜひツイッターアカウントを取得の上、@Katsaris_Mania をフォローしていただきますようお願いいたします。
ツイッターについてはこちらを参照ください。
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カツァリス:ウェブラジオ放送情報(10月21日)

10月21日のお昼から、ウェブラジオでカツァリスのライブが放送されます。
曲はカツァリス十八番のリストハンガリー幻想曲ですが、共演がスタインバーグです。

リスト:ハンガリー幻想曲
ピアノ:カツァリス
ピンカス・スタインバーグ指揮ザールブリュッケン放送交響楽団
(いつのライブかちょっと不明)

10月21日昼12:00からNDR Kulturで放送(現地時間5:00)
MP3の直リン
http://ndr.ic.llnwd.net/stream/ndr_ndrkultur_hi_mp3
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カツァリス浜離宮公演売り切れ間近!お早めに。

10月8日のカツァリス浜離宮公演のチケットが完売間近です。
ここ数年、浜離宮では名演が続いているカツァリスですが、今年もかなり期待できます。

まず、ヤマハの新開発ピアノ次世代CF-3後継機をここでお披露目させるらしく、これが評判高いピアノだそう。おそらくヤマハのプライドにかけてベストのコンディションで仕上げてくるに間違いなく、ピアノの状態さえよければ、グングン調子に乗っていい演奏を聴かせてくれるカツァリスですから、期待できます。

チケットですが、主催者レガーレさんと、浜離宮チケットセンターに10枚程度あるだけだそうですので、当日券も出ません。迷ってる人はとにかくお早めに。

浜離宮にいけない関東圏の方は、9月20日の軽井沢公演はまだ余裕があるようですので、そちらをぜひ。軽井沢ですが、連休中の日曜日14:00開演で日帰り十分可能ですので。

さて、北京公演のレポートですが、週末にでも書きます。。。
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そんなわけで北京行ってきます

おもえば、ワールドカップ最中にツイッターでつぶやいたことから、勢いで決まってしまった北京遠征。ワタクシにとっては、5月のソウル公演に続いての海外追っかけとなってしまいました。

しかーし、今回は、強い助っ人が!
海外追っかけといえば、この人、Copin姉さん!!!!
そして、パーフェクトなツアコンぶりを発揮していただいた音楽ジャーナリスト森岡さん!!!!
森岡さんは、飛ぶ鳥を落とす勢いの中国音楽界に精通している方。当然中国語もペラペラ!
チケット手配から、ホテル紹介、空港からの交通手段まで、完璧なレクチャー! ありがとうございます!!!!!

そんな3人旅行となりますです。こんなに楽な旅行はないですなあ。
ソウルおっかけが、ホールの音響はいまいちだし、焼き肉はいまいちだしで、イマイチツアーに終わったワタシクしにとっては、リベンジ!の気持ちであります。
北京ダックに、故宮、暑いかもしれないが、万里の長城行きたい! ツイッターで、「万里の長城なう」はやりたいよなあ。天安門広場で「自由、万歳!」とか叫んだら、しょっぴかれるかな。なんかすっげー海賊版のCDとかDVDとか売ってないもんだろうか? 姪っ子にはパンダのぬいぐるみを買わなければいかんかな。

あれ、何しに行くんだっけ?

ああ、コンサートか。一応楽しみですな。
プログラムは
リストにささげる即興演奏
グリーグ抒情小曲集
シューマン子供の情景
ショパンピアノ協奏曲第2番ソロバージョン。

日本公演に先立って、コンチェルトソロバージョンが聴けるのは楽しみ。ただ、ちょっと心配。ちゃんと仕上がってるだろうか。もしボロボロだったらどうしよう。。。

そんなわけで、コンサートは土曜日ですが、明日から国内旅行に旅立ちます。リアルタイム報告はツイッターでやります。それも、同行者3人でつぶやきまくりの予感www。
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カツァリス:ウェブラジオ放送情報(8月14日)

ちょっと先ですが、8月14日の朝7:00から、ウェブラジオでカツァリスのライブが放送されます。曲はモーツァルトピアノ協奏曲第21番です。これは、おそらく以前にも放送されたものだと思いますが、まだ詳細は未確認です。

モーツァルトピアノ協奏曲第21番K467
ピアノ:カツァリス
ゾルターン・ペシュコー指揮南西ドイツ放送交響楽団
(2004年4月2日のライブ?)

8月14日AM7:00からNDR Kulturで放送(現地時間0:00)
(何曲目かです)
MP3の直リン
http://ndr.ic.llnwd.net/stream/ndr_ndrkultur_hi_mp3
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7月2日にカツァリスライブ放送があります

来月7月2日にオーストラリアのウェブラジオ、ABCクラシックFMというところで、昨年の8月7日にポーランドのドゥシニキ・ズドルィというところで行われた演奏会のライブがWeb放送されます。
少し前にベルギーのWebラジオでも放送されたのですが、ここでお知らせしなかったので、今回再放送ですが、お知らせします。プログラムは例のショパン関係のプログラムです。

Liszt after Chopin Spring Song 2’18
Liszt arr Katsaris Csárdás Obstinée 3’12
Liszt Benediction of God in Solitude 12’50
Schumann Variations on Chopin’s Nocturne in G minor, Op 15 No 3 3’37
Schumann Arabesque in C, Op 18 4’53
Gottschalk arr Katsaris The Banjo 3’52
Chopin Spring Song in G minor, Op 74 No 2 1’01
Trad arr Chopin Allegretto 1’12
Trad arr Chopin Mazurka in D minor 0’56
Oginsky Polonaise in A minor (Farewell to the Fatherland 3’35
Chopin Waltz No 3 in A minor, Op 34 No 2 4’46
Chopin Waltz No 7 in C sharp minor, Op 64 No 2 3’11
Chopin Nocturne No 2 in E flat, Op 9 No 2 3’45
Chopin Nocturne No 6 in G minor, Op 15 No 3 3’31
Chopin Mazurka in B flat minor, Op 33 No 4 3’50
Chopin Mazurka in A minor, Op 67 No 4 2’24
Chopin Fantasie Impromptu in C sharp minor, Op 66 4’20
Karsaris Improvisation 13’05
Bach arr Siloti Prelude in B minor, BWV855 3’45

放送は、現地で昼の1時からですので、日本では昼12時からの放送になります。
詳しくはリンク先の番組表をどうぞ。ちなみにこのときの演奏、ちょっとお疲れモードでいまいち、ではあります。。。
http://www.abc.net.au/classic/daily/stories/s2927610.htm
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カツァリスのソウル公演に行ってきたぞー

5月27日のカツァリスのソウル公演に行ってきました。
管理人、カツァリスファン歴25年になりますが、海外おっかけはこれが初。さて韓国でのカツァリス人気はいかに?

ところが出発前にウェブをみたところ、どうも曲目は変わってる? ショパンのソナタ3番が全曲でなくて3・4楽章のみになっていて「???」状態で出国。

今回のソウル公演の場所は、Kumho Art Hall というアシアナ航空のビルの3階にある室内楽向きのホールでした。この公演は、ソウル国際音楽祭の一環とのことで、こんな感じ。

seoul.jpg

中心部、ミョンドンから歩いてホール着。で、始まりました。席は売り切れのはずが、ちらほら空席。

入ってくるなりカツァリス、マイク片手。
「韓国ではじめてソロコンサートができて光栄です」(そうか、過去2回はコンチェルトだけだったのね)
「今年はショパンのアニバーサリイヤーでうんぬんかんうん・・・・」
「私はここで当時のコンサートを再現したいと思います。当時のコンサートはもっと自由でした。そう即興演奏などです。ですから、私は、今夜みなさんのために即興演奏からはじめたいとおもいます
(喝采)
でいきなりの即興演奏のサプライズ。テーマは前半はきいたことがないメロディー。もしかしたら韓国のメロディーかも。後半はいつもの、タンホイザーから、パガニーニラプソディーやチャイコなどをつないでいくパターン。今回はつなぎ方が複雑だったかも。
この即興演奏から入るやり方、実は今年に入って各地でやってるようなので、もしかしたら、日本公演でもありえるかも。

さて前半本プロ。
ショパン:ウィオスナ Op.74-2
ショパン:アレグレットとマズール
ショパン:葬送行進曲 Op.72-2
ショパン:ワルツNo,3 Op.34-2
ショパン:ワルツNo,7 Op.64-2
ショパン:ソナタNo,2より2楽章
ショパン:雨だれ前奏曲
ショパン:子守唄Op.57

これらは新レパートリーなし。で、前半聴いて、「あっちゃー」と思ったのは、ホールの音響。ちょっと音楽ホールの響きではなく、会議室のようにキンキンして、まったくカツァの音色を楽しめない。低音部もほとんど聞こえず、風呂場の中でラジカセをかけてるよう。演奏の質はこの瞬間、あきらめました。
空席のところも曲がすすむにつれて埋る。演奏中でも入ってくるばかりか、前のほうの姉ちゃんが、演奏中に立ち上がり出ていったのは、なんか気分でも悪いのかとおもいきや、数曲後に平気な顔でジュース片手で戻ってきたのにはびびったぞ。。。恐るべしコリアン。

後半がいくつか新曲あり。
リスト:ショパンの歌曲「春」のトランスクリプション
ショパン:4つのマズルカ Op.67
ショパン:ノクターン No.2 Op.9-2
ショパン:ノクターン No.20 Op.Posth
ショパン:ノクターン No.15 Op.55-1
ショパン:ノクターン No.16 Op.55-2
ショパン:ソナタ3番から3・4楽章

マズルカの Op.67の1-3までと、ノクターンNo.15,16が新レパートリー。
やっぱりカツァリスのノクターンは最高ですな。日本公演で弾くかどうかは?です。
で、ホールの音響もピアノのコンディションもよくなかったので、これ以上感想を書くのはやめます。

しかし、会場は、大盛り上がり。
アンコールはいつものように、ゴッドシャルクの「バンジョー」に、この作曲家も200年アニバーサリーなんで忘れないでといいながら、シューマンの「アラベスク」、最後にバッハシロティのプレリュード。

ホールの外では、CDを買った人のみサイン会といういつもの光景。
そんなに並んでる人がいないのに、列の進みがおそいおそい。みんな必死に話しかけて気合入れて写真とるもんだから。ほんとに韓国人って写真好きだな。。。

で詳しい描写は避けるが、明らかに、カツァリスに言い寄ってる韓国美女あり。もう、そりゃもうカツァリスご機嫌。。。良かったねえ。
(何回も言うけど、ここに書いてあることを本人に告げ口しないように。。。マジで。。。)

いろいろほんとは書きたいのだが、やめますー。
気持ちは、次回海外遠征、8月のペキン公演に向かっているのだー!!!
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WGBHのインタビュー&スタジオ生演奏

以前、カツァリスが去年ボストンの放送局WGBHに出演した時のインタビューを紹介しましたが、そのとき公開されていたのはPart1のみで、Part2はウェブ上では聞けなかったのですが、今回、全編がオンデマンドで聴けますので改めて紹介します。

内容は、盛りだくさんで、生まれルーツの話から、学生時代、シフラの思い出、とくに熊蜂の飛行を弾いたときのことなど、その映像のYou Tubeにアップされてることを楽しそうに話し、生演奏では、リストの前奏曲と葬送行進曲やモーツァルトの幼い時の曲なども披露。後半は、Piano21の音源から、プロコや、アムランに貸した譜面が出版されたエピソードが有名のバッハバディネリを聴いたり。MCの女性のCathyがなかなか進行がうまくて、カツァの話が長くなりそうだと、まるで小島慶子ばりの剛腕を発揮して曲をかけるとこなど、おもしろいです。
あと、カーネギーホールのライブのショパンワルツを聴いた後、カツァリスが、「絶対真似するな、こんな弾き方、とくにコンクールでは」と言ってたのにはワロタ。そのあと、ショパンを弾くのレッスン編をYou Tubeで見たとCathyがいうと驚くカツァリスにもウケます。

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東方神起は中国のグループだと思ってましたが・・・

韓国のグループだったのですね。。。
どうでもいいです。

もちろんヨン様など興味もありません。冬ソナをはじめ韓国ドラマも見たことありません。。

あ、チャングムは好きでした。あの姉さんはカワイイので。

え、何が言いたいかというと、そんな興味のない韓国、ソウルに行ってきますです。

そう、来年還暦を迎えようというあの人の演奏を聴きに。。。5月27日ソウル。

初ソウルがそれ目当てでいいのか? というより、それしか興味ないし。観光予定ゼロ。

で、なぜ急に行く気になったかといえば、プログラムが、

F. Chopin / Wiosna in G minor, Op. 74 No. 2
F. Chopin / Valse in A minor No.2, Op. 34
F. Chopin / Funeral March, No.2, Op.72
F. Chopin / 4 Mazurkas, Op.67
F. Chopin / Nocturne No. 20 in C sharp minor, op. posth.
F. Chopin / 2 Nocturnes Op.55
F. Chopin / Berceuse (Lullaby) in D flat major, op. 57
F. Chopin / Piano Sonata No. 3 in B minor, Op.58

おや、4 マズルカ Op67、2ノクターン Op.55 って、全部弾くの? 新レパートリーじゃない?
あうー、ソナタ3番久しぶりに聞きたいっ!! てなったからなのですが。

ソナタ3番なんて、もう日本じゃ聞けないもんね、と思ったせいもあったのだが、今年の日本公演
で一部会場では弾くという噂も・・・。ますます韓国行きのモチベーションが下がりまくり。。。
どなたか、ソウルツアーに参加しませんか? 最少携行人数1名。。。
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ほとんど映っていないが、カツァリスの軍隊行進曲

カツァリスが、ユネスコの公認Musician(?)として、いろんな活動をする中で、結構最近多いのが、ADAP Association of Artists for peace の活動です。あまり詳しく知りませんが、歴史的に無茶苦茶仲が悪いギリシャとトルコの間で音楽を通じての平和活動を推進しようとするNGOのようです。
まあ、この両国に挟まれて、まさに血で血を洗う領土問題の真ん中にいたのがキプロスですから、キプロス出身のカツァリスがこの活動の中心になるのは必然ですかね。

このNGOのもとで、たまに両国にゆかりのある演奏家があつまってコンサートなどをやってるようですが、映像で、2008年12月に行われたコンサートのアンコールをみることができます。曲は軍隊行進曲で、ピアノ2台で1台はカツァリス専用、もう1台を4手で交代して弾いています。メンバーはカツァリス以外知りませんが、あとのメンバーはお世辞にもうまいとは言えず、出だしで思いっきりトチったりして、ほんまにプロのピアニストなんやろうかと・・・。
おまけにカツァリスは最初しか映らず、映像も音とズレズレだったりして、なんとも残念な映像です。本プロでカツァリスが弾いたとこを見せてほしいものです・・・。

その映像はこちらからどうぞ。
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