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雑誌特集・批評・インタビュー記事
国内外の雑誌、新聞などの特集、批評、インタビュー記事を紹介。
カツァリスの媒体での露出は、主に1980年代から1990年代前半にもっとも多く、その後PIANO21設立後の2000年代に少し復活、なので、かなり昔の記事が多いが、いまから振り返れば昔の記事のほうがはるかにおもしろい。特にレコ芸の新譜批評はある意味時代を感じさせる・・・。

レコード芸術 月刊ショパン
インターネットもなく、いまよりもずっと情報が少なかった1980-90年代になかなかの影響力をもっていたレコード芸術。当初はベートーヴェン交響曲などユニークな録音で知られるようになったカツァリスだけに、何回か特集やインタビューで登場した。しかし、予想通りといってはなんだが、レコ芸の新譜の月評においては酷評に継ぐ酷評。ベートーヴェン交響曲シリーズなど「もうやめたらどうか」などと言われる始末・・・。月評まとめで見ればカツァリス迫害の歴史は一目瞭然。

これまで一番カツァリスがを載せてくれた雑誌はこの月刊「ショパン」。NHK「ショパンを弾く」の前から、かなり定期的に特集やインタビューを載せてくれている。また、1989年から93年にかけて不定期に掲載されたオリジナルスコアは貴重で、「さよならラフマニノフ」「In Memoram Mozart」など、カツァリス自身も弾くようになった曲も入っている。(これらはまとめて1993年に「吟遊詩人と姫君」というタイトルで出版されている)。1990年につとめたショパンコンクール審査員の感想などはかなり興味深い。

その他国内雑誌・新聞記事 出版楽譜
あまり登場することはないが、音楽の友、ムジカノーバ、ヤマハ発行「ピアノの本」など。80年代はマニアックなピアニストだっただけに、音楽現代にはかなり登場しているが、ヤマハ弾きとなった2000年以降は「ピアノの本」に複数登場。また、多くはないが新聞にのった演奏会評なども紹介。 数は多くないが出版されているカツァリスの自作曲や編曲の楽譜集を紹介。
海外記事(工事中)   

むしろ2000年代に入ってPIANO21関係で特集されることが多くなって、おもしろい記事も多い。その他、インターネット上でのインタビューなども紹介。