さて、早いもので、2011年来日公演が迫ってまいりました。
毎年恒例のおっかけレポートは今回はツイッター上で展開したいおもいます。
下記のハッシュタグにて皆様もどんどんツイートしてください。
最終的には、皆様と一緒に「日々是カツァリス2011」を作り上げたいと思います。
ハッシュタグ: #katsaris2011
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さて、早いもので、2011年来日公演が迫ってまいりました。
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週末にお知らせした京都公演ですが、いくつか追加情報があります。
まず、公演の概要は以下のサイトをご覧ください。
http://liszt200inori.web.fc2.com/index.html
公演の日程の詳細は以下の通りです。
10月9日(日) 清水寺(19:30開場 20:00開演~22:00)
カツァリス、矢野玲子、神谷美恵子、近藤由貴、綱場千晶 ほか
N響メンバーによる五重奏(山口裕之、大林修子、井野邉大輔、木越洋、西山真二)
カツァリスの演奏曲:ショパンピアノ協奏曲第2番(クインテットバージョン)
チケット代:10,000円(全額義援金に)
10月10日(月祝) 京都、堀川音楽高校ホール(13:00~15:00)
カツァリスによる公開マスタークラス・レッスン
外部入場500円
この堀川高校のマスタークラスは上記イベントHP上に申込書を用意し、FAXまたはメールにて申込開始となる予定です。受付は先着順です。まのなくHPに掲載されるそうです。
10月10日(月祝)清水寺(19:30開場 20:00開演~22:00)
カツァリス、矢野玲子、深見まどか、綱場千晶、久田舜一郎、林宗一郎、東誠三 ほか
N響メンバーによる五重奏(山口裕之、大林修子、井野邉大輔、木越洋、西山真二)
カツァリスの演奏曲:ショパンピアノ協奏曲第2番(クインテットバージョン)
チケット代:10,000円(全額義援金に)
10月11日(火)元離宮二条城(18:30開場 19:00開演~21:00)
カツァリス、久田舜一郎、綱場千晶、東誠三、矢野玲子、近藤由貴、深見まどかほか
カツァリスの演奏曲:ショパンピアノ協奏曲第2番(ソロバージョン)
S:5,500円 A:4,500円
10月12日(水)京都コンサートホール(18:45開場 19:30開演~21:30)
カツァリス、東誠三、近藤由貴+京都フィルハーモニー室内合奏団
カツァリスの演奏曲:ショパンピアノ協奏曲第2番(オケバージョン)
S:5,000円 A:4,000円
清水寺と二条城のコンサートですがどのような形になるかといいますと、清水寺は、清水の舞台上にピアノを設置し、それを取り囲むように客席(パイプ椅子)を設置するそうです。二条城は、野外に仮設ステージを設置し、その前に客席(パイプ椅子)を設置するそうです。閉門・閉城後に、チケットを持っている人だけ特別入場することができ、一部ライトアップもされるそうです。
秋の紅葉の素晴らしい季節にコンサートを聴く人だけが入場でき、ライトアップされた夜景を独占しながら、カツァリスの演奏を聴くなんてなかなかいいじゃありませんか?
しかもこのチャリティーコンサート、急に決まったとのことですが、カツァリスの並々ならぬ意気込みが感じられます。
関係者もすべてボランティアだそうで、清水寺のチケットは全額義援金となるそうです。
以下関係者の方のコメントを引用いたします。
今回の事業全体が震災復興支援として取り組まれております。
清水寺の演奏会チケット料金は1万円と高額ですが、これはあくまで被災地の復興のための義援金として、京都市を通して発券手数料以外の一切の経費も引かれずにそのまま被災地に送られるお金です。
監査も入り、公的にガラス張りで行いますので、この点を購入される方々にはご理解いただきたく思っております。
本来、お寺に場所代に相当するお布施をお支払いするものを、今回はお寺様も全て被災地に送り、実行委はボランティアとして汗をかき、聴衆は義援金を出すということでコンサートを成り立たせようという演奏会です。
カツァリス氏もパリでお会いした瞬間からギャラなどいらないとはっきり言われ、こちらが逆に、外国人演奏者の連続キャンセルで日本の個人エージェントが皆倒産の危機であると説明してなだめなければならないような状況で、関わる皆が心から協力してやっている演奏会です。
というわけで、カツァリスらしい、いい話ではありませんか(まさに総統がきいたら、あっぱれと言うような)
ぜひ皆様、秋の京都に行こうではありませんか。特に9日・10日は連休中です。秋の京都に馳せ参じ、カツァリスとともにささやかながらチャリティーの応援をしましょう!
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パリなんかでやってる一連の震災チャリティー公演の一環として京都でも公演があり、カツァリスが一部出演します。
清水寺や二条城でやったりと、なかなかおもしろそうですが、どんな感じになるんでしょうか・・・。
曲目は、すべてショパンのピアノ協奏曲第2番で、それぞれクインテットバージョン、ソロバージョン、オケバージョンを弾いてくれます。詳細は下記の通りです。
なお、チケット販売は、9月17日(土)からぴあ、イープラスなどで発売開始だそうです。
10月9日(日) 清水寺 (詳細プログラム)
N響メンバーとの共演 ショパンピアノ協奏曲第2番(クインテットバージョン)
チケット 10,000円
10月10日(祝) 清水寺 (詳細プログラム)
N響メンバーとの共演 ショパンピアノ協奏曲第2番(クインテットバージョン)
チケット 10,000円
10月11日(火) 二条城 (詳細プログラム)
ショパンピアノ協奏曲第2番(ソロバージョン)
S:5,500円 A:4,500円
10月12日(水) 京都コンサートホール (詳細プログラム)
ショパンピアノ協奏曲第2番(オケバージョン)
S:5,000円 A:4,000円
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最近なんだか、ツイッターやらフェイスブックやらで公式アカウントが立ち上がり、珍しく更新もタイムリーなもので負けてます(泣)
そんなもんで、今回は公式では絶対に知ることができない情報を。。。
今年も宇都宮グランドホテルでのコンサートが発表されてます。
http://www.ugr-h.com/ka.html
なんと今年は栃木交響楽団とのコンサートでモーツァルトのコンチェルトNo.21とのこと。そんなオケが入るような大会場でやるんかなと思いますが、たまにはおもしろいですな。しかし、言っちゃ悪いがN響と21番やるんだから、モツでもせめて他のものやったらいいのにと・・・。
さて、この宇都宮グランドホテルでの公演ですが、昨年はありませんでしたが、ここのところ毎年のように公演があり、当本サイトの日本公演情報一覧をみていただくとわかるとおり、実に1988年からも数年間行われ、これまで通算6-7回くらい行われています。
ふと、なぜ宇都宮グランドホテル? もっといい会場があるのでは? と思う人が多いでしょうが、実はこれ、カツァリスとホテルオーナーの個人的な関係によって、彼の指示により必ず行う公演なのです。実はとても義理堅いカツァリスなのです。
その関係を物語るエピソードが、1988年9月25日の日経新聞朝刊にのっていますので紹介します。
カツァリス氏---宇都宮グランドホテル会長中村喜久美氏(交遊抄)
数年前、経済同友会の研修旅行でパリに滞在した折、主な催し物一覧表にシープリアン・カツァリスピアノ演奏会」とあるのに気が付いた。私が代表を務める奉仕団体「竹の会」の奨学金募集のため、演奏会をお願いした方である。「みんなの感謝の気持ちを伝えたい」と地下鉄駅に向かった。
会場でお目にかかると、「あの奨学生たちはアジアの国々に帰りましたか」などと尋ねられ、また友人たちの話に花が咲いた。
カツァリス氏はベートーベンの全交響曲を一台のピアノで奏で、世界に名をとどろかせた方である。東京でのある会合で「日本初演では拍手が鳴りやまなかった」と上智大学のルッソー教授に紹介された。その場で勇気を出して「奨学生のための演奏会を」とお願いしたところ、快く引き受けていただいた。
パリの演奏会の後、ご家族に紹介され、十六区にある自宅にお招きいただいた。「寒い夜のため」と用意された手作りの前菜や強いお酒で暖をとった。
姉上のオーローラさんに「川端康成の『雪国』に感動した。あのトンネルのある北国に行ってみたい」「能管の高音が良い」などと言われ、日本文化への造けいの深さにも驚いた。それ以来、フランスに立ち寄ると、氏の家族や友人らと知り合いの作品展や小さな美術館、ビゼーが住んでいた家などにご一緒した。
だが、その後は私の入院や仕事の都合でお会いできないでいる。落ち葉の舞う季節になると一家のことが懐かしく思い出される。(なかむら・きくみ=宇都宮グランドホテル会長)
これで関係ができたのか、その後、カツァリスの姉ちゃんと仲良くなったオーナー一家(?)との関係で、いままでずっと公演が続いているというわけです。今年はチャリティーらしいし、みなさん宇都宮までぜひ!
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