PIANO21新譜情報 : ショパンライブ集 とうとう革命エチュードを録音!

来日公演も終わって、すぐに来年の話もでていて、ちょっと情報をまとめなければ・・・と思っていたのですが、ちょっとビッグニュースが公式で発表されたので、これを先に。

PIANO21から新譜が出ます。タイトルは「カツァリス・プレイズ・ショパン ライブレコーディング」というもので、ショパンのライブ音源を集めたものが主です。
もちろんこれまでにPIANO21からはカーネギーホールライブも出ているので、それと重なるものもあるでしょうが、なんといっても一部スタジオ録音した、新レパートリーがいくつか入っていること!

そのひとつが、なんと革命エチュードです。

これまで、テルデック、SONY時代とショパンをレコーディングしてきたカツァリスがまったく手を付けていなかったエチュードのそれも「いかにも弾きそうにない」革命をやってくれました。

このアルバムのコンセプトはおそらく、昨年カツァリスと有志であつまったパーティーのときにカツァリスが話していたときのことを実現したんだと思います。そのときカツァリスは、ショパンの名曲集のアルバムを作りたい、ついては、どの曲が日本で人気あるのか教えてくれと言いだし、ノクターンではこれ? ワルツではこれ? ポロネーズでは? と聞きながらみなにアンケートを取ったということがありました。その中でエチュードは? といったときに満場一致だったのがこの革命!

はたして、実現したわけですが、やはり革命だけでなく、エチュードは全曲録音してくれるのが一番なんだが・・・。

あと他にもスタジオ録音として、別れの曲もあり、これは「ショパンを弾く」の模範演奏としてLD・VHSでしかリリースされていませんでした。
その他、既存レパートリーでも、どこのライブが収録されているのか興味ありますね。
さて実際のリリースがいつになるか不明ですが、楽しみに待ちましょう(以前から発表はするもののリリースまで半年以上かかったケースもあるので・・・)

収録予定曲などはこちら

P21043-N.jpg
今回のジャケ写はウケ狙いなしね。。。

さて、来日公演のまとめをしたり、来年の公演の情報をアップしたりしなければ・・・。
出来るだけ早くまた更新します。
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2011年来日公演情報 : いよいよ最終日

さて、いよいよ2011年来日公演も残すところ明日の神戸公演のみですね。
なんだかんだありましたが、とにかくリストコンチェルトNo.2ソロバージョンの鬼気迫る演奏は歴史に残る演奏だったと思います。
ここまでのレポ、感想はツイッターでハッシュタグ運用しています。
http://twilog.org/Katsaris_Mania/hashtags-katsaris2011

気が早いのですが、来年の4月も来日予定です。
プログラムはなんと「楽団ひとり」第三弾のベートーヴェン皇帝のソロバージョン(!)という話もあるのですが、まずは正式発表を待ちましょう。間もなく日程も発表されると思います。

では、明日最終日だ!
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2011年来日公演情報 : 10月6日N響とのコンチェルト

さていよいよツアー2011が始まります。
初日はいきなり、17年ぶりのN響とのコンチェルトです。

日時 2011年10月6日(木)
開場 18:00 プレトーク-18:30 開演-19:00
会場 NHKホール

NHK交響楽団
ネヴィル・マリナー(指揮)
シプリアン・カツァリス(ピアノ)

■曲目
モーツァルト/交響曲第32番 ト長調 K.318
モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
ブラームス/交響曲第1番 ハ短調 作品68

もちろん、NHKFMの生中継もあります。(19:00-)
http://www3.nhk.or.jp/netradio/

どうぞ、ツイッターでハッシュタグ #katsaris2011 を利用してリアルタイムで盛り上げてください。
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いよいよ2011年来日公演間近!

さて、早いもので、2011年来日公演が迫ってまいりました。
毎年恒例のおっかけレポートは今回はツイッター上で展開したいおもいます。
下記のハッシュタグにて皆様もどんどんツイートしてください。
最終的には、皆様と一緒に「日々是カツァリス2011」を作り上げたいと思います。

ハッシュタグ: #katsaris2011
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2011年来日公演情報 : 京都チャリティー公演追加情報

週末にお知らせした京都公演ですが、いくつか追加情報があります。

まず、公演の概要は以下のサイトをご覧ください。
http://liszt200inori.web.fc2.com/index.html

公演の日程の詳細は以下の通りです。

10月9日(日) 清水寺(19:30開場 20:00開演~22:00)
カツァリス、矢野玲子、神谷美恵子、近藤由貴、綱場千晶 ほか
N響メンバーによる五重奏(山口裕之、大林修子、井野邉大輔、木越洋、西山真二)
カツァリスの演奏曲:ショパンピアノ協奏曲第2番(クインテットバージョン)
チケット代:10,000円(全額義援金に)

10月10日(月祝) 京都、堀川音楽高校ホール(13:00~15:00)
カツァリスによる公開マスタークラス・レッスン
外部入場500円
この堀川高校のマスタークラスは上記イベントHP上に申込書を用意し、FAXまたはメールにて申込開始となる予定です。受付は先着順です。まのなくHPに掲載されるそうです。

10月10日(月祝)清水寺(19:30開場 20:00開演~22:00)
カツァリス、矢野玲子、深見まどか、綱場千晶、久田舜一郎、林宗一郎、東誠三 ほか
N響メンバーによる五重奏(山口裕之、大林修子、井野邉大輔、木越洋、西山真二)
カツァリスの演奏曲:ショパンピアノ協奏曲第2番(クインテットバージョン)
チケット代:10,000円(全額義援金に)

10月11日(火)元離宮二条城(18:30開場 19:00開演~21:00)

カツァリス、久田舜一郎、綱場千晶、東誠三、矢野玲子、近藤由貴、深見まどかほか
カツァリスの演奏曲:ショパンピアノ協奏曲第2番(ソロバージョン)
S:5,500円 A:4,500円

10月12日(水)京都コンサートホール(18:45開場 19:30開演~21:30)
カツァリス、東誠三、近藤由貴+京都フィルハーモニー室内合奏団
カツァリスの演奏曲:ショパンピアノ協奏曲第2番(オケバージョン)
S:5,000円 A:4,000円

清水寺と二条城のコンサートですがどのような形になるかといいますと、清水寺は、清水の舞台上にピアノを設置し、それを取り囲むように客席(パイプ椅子)を設置するそうです。二条城は、野外に仮設ステージを設置し、その前に客席(パイプ椅子)を設置するそうです。閉門・閉城後に、チケットを持っている人だけ特別入場することができ、一部ライトアップもされるそうです。
秋の紅葉の素晴らしい季節にコンサートを聴く人だけが入場でき、ライトアップされた夜景を独占しながら、カツァリスの演奏を聴くなんてなかなかいいじゃありませんか?

しかもこのチャリティーコンサート、急に決まったとのことですが、カツァリスの並々ならぬ意気込みが感じられます。
関係者もすべてボランティアだそうで、清水寺のチケットは全額義援金となるそうです。
以下関係者の方のコメントを引用いたします。

今回の事業全体が震災復興支援として取り組まれております。
清水寺の演奏会チケット料金は1万円と高額ですが、これはあくまで被災地の復興のための義援金として、京都市を通して発券手数料以外の一切の経費も引かれずにそのまま被災地に送られるお金です。
監査も入り、公的にガラス張りで行いますので、この点を購入される方々にはご理解いただきたく思っております。
本来、お寺に場所代に相当するお布施をお支払いするものを、今回はお寺様も全て被災地に送り、実行委はボランティアとして汗をかき、聴衆は義援金を出すということでコンサートを成り立たせようという演奏会です。
カツァリス氏もパリでお会いした瞬間からギャラなどいらないとはっきり言われ、こちらが逆に、外国人演奏者の連続キャンセルで日本の個人エージェントが皆倒産の危機であると説明してなだめなければならないような状況で、関わる皆が心から協力してやっている演奏会です。

というわけで、カツァリスらしい、いい話ではありませんか(まさに総統がきいたら、あっぱれと言うような)
ぜひ皆様、秋の京都に行こうではありませんか。特に9日・10日は連休中です。秋の京都に馳せ参じ、カツァリスとともにささやかながらチャリティーの応援をしましょう!
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2011年来日公演情報 : 京都公演詳細決定(10月9-12日)

パリなんかでやってる一連の震災チャリティー公演の一環として京都でも公演があり、カツァリスが一部出演します。
清水寺や二条城でやったりと、なかなかおもしろそうですが、どんな感じになるんでしょうか・・・。

曲目は、すべてショパンのピアノ協奏曲第2番で、それぞれクインテットバージョン、ソロバージョン、オケバージョンを弾いてくれます。詳細は下記の通りです。

なお、チケット販売は、9月17日(土)からぴあ、イープラスなどで発売開始だそうです。

10月9日(日)  清水寺 (詳細プログラム
 N響メンバーとの共演 ショパンピアノ協奏曲第2番(クインテットバージョン)
 チケット 10,000円
10月10日(祝) 清水寺 (詳細プログラム
 N響メンバーとの共演 ショパンピアノ協奏曲第2番(クインテットバージョン)
 チケット 10,000円
10月11日(火) 二条城 (詳細プログラム
 ショパンピアノ協奏曲第2番(ソロバージョン)
  S:5,500円 A:4,500円
10月12日(水) 京都コンサートホール (詳細プログラム
 ショパンピアノ協奏曲第2番(オケバージョン)
  S:5,000円 A:4,000円
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宇都宮グランドホテルとカツァリス?

最近なんだか、ツイッターやらフェイスブックやらで公式アカウントが立ち上がり、珍しく更新もタイムリーなもので負けてます(泣)
そんなもんで、今回は公式では絶対に知ることができない情報を。。。

今年も宇都宮グランドホテルでのコンサートが発表されてます。
http://www.ugr-h.com/ka.html

なんと今年は栃木交響楽団とのコンサートでモーツァルトのコンチェルトNo.21とのこと。そんなオケが入るような大会場でやるんかなと思いますが、たまにはおもしろいですな。しかし、言っちゃ悪いがN響と21番やるんだから、モツでもせめて他のものやったらいいのにと・・・。

さて、この宇都宮グランドホテルでの公演ですが、昨年はありませんでしたが、ここのところ毎年のように公演があり、当本サイトの日本公演情報一覧をみていただくとわかるとおり、実に1988年からも数年間行われ、これまで通算6-7回くらい行われています。

ふと、なぜ宇都宮グランドホテル? もっといい会場があるのでは? と思う人が多いでしょうが、実はこれ、カツァリスとホテルオーナーの個人的な関係によって、彼の指示により必ず行う公演なのです。実はとても義理堅いカツァリスなのです。

その関係を物語るエピソードが、1988年9月25日の日経新聞朝刊にのっていますので紹介します。

カツァリス氏---宇都宮グランドホテル会長中村喜久美氏(交遊抄)

 数年前、経済同友会の研修旅行でパリに滞在した折、主な催し物一覧表にシープリアン・カツァリスピアノ演奏会」とあるのに気が付いた。私が代表を務める奉仕団体「竹の会」の奨学金募集のため、演奏会をお願いした方である。「みんなの感謝の気持ちを伝えたい」と地下鉄駅に向かった。
 会場でお目にかかると、「あの奨学生たちはアジアの国々に帰りましたか」などと尋ねられ、また友人たちの話に花が咲いた。
 カツァリス氏はベートーベンの全交響曲を一台のピアノで奏で、世界に名をとどろかせた方である。東京でのある会合で「日本初演では拍手が鳴りやまなかった」と上智大学のルッソー教授に紹介された。その場で勇気を出して「奨学生のための演奏会を」とお願いしたところ、快く引き受けていただいた。
 パリの演奏会の後、ご家族に紹介され、十六区にある自宅にお招きいただいた。「寒い夜のため」と用意された手作りの前菜や強いお酒で暖をとった。
 姉上のオーローラさんに「川端康成の『雪国』に感動した。あのトンネルのある北国に行ってみたい」「能管の高音が良い」などと言われ、日本文化への造けいの深さにも驚いた。それ以来、フランスに立ち寄ると、氏の家族や友人らと知り合いの作品展や小さな美術館、ビゼーが住んでいた家などにご一緒した。
 だが、その後は私の入院や仕事の都合でお会いできないでいる。落ち葉の舞う季節になると一家のことが懐かしく思い出される。(なかむら・きくみ=宇都宮グランドホテル会長)


これで関係ができたのか、その後、カツァリスの姉ちゃんと仲良くなったオーナー一家(?)との関係で、いままでずっと公演が続いているというわけです。今年はチャリティーらしいし、みなさん宇都宮までぜひ!
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カツァリスの自作曲の楽譜がダウンロードできます

えー長らく情報更新をさぼってすみません。
ネタはあれど、どうもやる気が起きず・・・。

今日は、楽譜の紹介です。すでに持っている方も多いのですが、カツァリスがその昔、月刊ショパンで自作曲を連載(?)していたことがありました。それをまとめて出版したものが、自作曲集「吟遊詩人と姫君」です。
コイツ↓
ginyuu.jpg

すでに絶版になって久しいですが、この中身が下のダウンロードサイトで手に入ります。
持っていない方はどうぞ。
http://www.sheetsearch.com/sheets/katsaris/
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インタビュー記事:ぶらあぼ8月号

「ぶらあぼ」8月号にカツァリスのインタビュー記事がのってます。
Webからでも見ることができます。こちらからどうぞ。
内容としては、あんまりおもしろいことは載っていません。
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PIANO21新譜情報:アーカイブシリーズ シューベルト

さて、リストイヤーの今年、来日記念盤として、PIANO21新譜は何がでるかとおもっていたら、なんとシューベルトでした(笑)
もしかしたら、本人がインタビューなどで答えているようにロ短調ソナタなどのリストアーカイブ集も出るかもしれませんが、また来日中のスピードリリースになるのかも・・・。

さて、意外にもこのアーカイブシリーズでシューベルトははじめてですが、音源として使うならこれだろうなと思っていたものズバリ、でした。1993年オーストリアのフェルトキルヒ音楽祭のライブです。

P21042A.jpg

《収録曲》
シューベルト:
ピアノ小品 第1番 変ホ短調 D.946-1
ピアノ小品 第2番 変ホ長調 D.946-2
《レントラー組曲》 ~
 16のレントラー D.366より 第1番、第2番、第3番、第4番、第5番、第13番、第10番
 12のレントラー D.790より 第10番、第8番、第7番、第11番、第3番、第4番
 12のドイツ舞曲 D.420より 第1番、第3番、第4番
 16のレントラー D.366より 第1番
3つの歌曲(リスト編曲) ~セレナード、水車職人と小川、アヴェ・マリア
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960
カツァリス:チャイコフスキーとワーグナーの主題による即興曲
マルチェッロ(J.S.バッハ&カツァリス編):アダージョ
(1993年7月3日 フェルトキルヒ音楽院での演奏会)

これはかつてNHKFMでも放送されたし、曲目も珍しいものはありませんが、CDとしての意外な聞きどころはいくつかあります。

1.シューベルトリストの歌曲「セレナーデ」「アヴェマリア」の初CD

とても意外ですが、彼の十八番のレパートリー、シューベルトリストの歌曲「セレナーデ」 「アヴェマリア」とも正式なCDのリリースはありませんでした。これまで数えきれないくらい弾いてきたこの曲のCDがないのはなんとも不思議だったのですが、ようやく今回ライブですが発売されるというわけです。(エテルナハのDVDには収録されていましたが)
ちなみに80年代までは、「ます」も弾いていたのですが、90年代に入ると弾くのを止めてしまいました。あれが収録されれば一番の聞きどころになったのに。。。音源はエテルハナのライブがあるのですがね・・・。

2.例の即興演奏の初CD化

これまた演奏会ではよく披露する即興演奏の、とくに頻度の多い「白鳥の湖」「タンホイザー」のメロディーを使った演奏が収録されています。即興演奏自体はテルデックの「アンコール集」に1曲収録されているものの、なじみのないメロを使ったもので、やはりカツァリスのおなじみのアンコールピースとしての即興演奏の収録はこれが事実上初ですね。これはこの演奏会でもアンコールで演奏されたものですが、NHKFMでは放送されませんでした。
即興演奏だけのCDを作ってもおもしろいんじゃないだろうか・・。「ノンストップ・カツァリス」とかいうタイトルで1時間弾きまくる、みたいなね(笑)

3.ベーゼンドルファー弾いてる

これまた珍しく、この演奏会ではベーゼンドルファーを弾いているようです。ベーゼンドルファーを選んで弾くということはほとんどないので、このピアノしかなかったんだろうか・・・?

というわけで、いつも驚きのあるアーカイヴシリーズですが、今回もそれなりに聞きどころのあるCDです。
発売は8月のようですが、またいつものように遅れたりするでしょう。

HMVではこちらでどうぞ。
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