日々是カツァリス2010 9月22日逗子公演

今日は、逗子でのベートーベン弦楽四重奏団との共演だったわけですが•••。

13:30に名古屋から車で出発した管理人がホールに着いたのが、19:45。。。東名上りの清水インター付近でおきた渋滞に巻き込まれそんな時間に。。。もう今日は間に合わないと思ったがなんとか後半のカツァリスの出番には間に合いました。もう疲労困憊。。。

さてその後半のシューマンピアノクインテットですが、••• ••• ••• えー、はっきりいってベートーベン弦楽四重奏団さん、困ったちゃんです。。。以上

しかしアンコールで、ショパンコンチェルト2番の2楽章のカルテットバージョンをやってくれて、なんとか救われました。これがなければ厳しかったです。

これは銀座ヤマはホールの室内楽公演が楽しみになってきましたよ。
案外ソロバージョンよりも聞き応えあるかもしれませんね。

まあ今日はこれ以上何もなし。。。明日は茅ヶ崎公演。ソナタ3番はどうでしょうか。。。

引き続き告知します。
↓↓↓

オフ会を開催いたします。
会の趣旨としては、カツァリスが好きな人なら誰でも気軽に参加していただけるものです。

「カツァリスを囲む会2010」

日時:10月16日(土)13:30-16:30

場所:東京・赤坂見附駅近辺(参加が決まった方にのみお知らせします)

参加費:5,000円(予定)事前振込
    ワンドリンク、軽食、デザートつき
内容:
 ・カツァリスからの近況報告
 ・カツァリスと自由に懇談、サイン、写真
 ・参加者同士の懇親
 ・希望者のみカツァリスと連弾
    (希望の方は、5分以内の曲を楽譜持参でご用意ください。希望者が
多い場合は抽選にさせていただきます)

申し込み方法など、詳しくはこちら。


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カツァリス2010来日公演情報:9月30日山梨公演

急に山梨での公演が決定しました。といっても、平日でかなり遠いので、ほんとに近隣の人しかいけないでしょうが・・・。

日時:9月30日(木)18:45開演
場所:キングスウェルホール
山梨県甲斐市下今井2446 0551-20-0072
料金:全席自由5500円
曲目:カツァリスにおまかせ
問い合わせ先:上記ホールまたは(株)ウッドピアノ工房 058-241-2543

いろーんな絡みの中で決まったコンサートですが、要は、シュタイングレーバーの社長が来日して、その人のために弾くコンサートって感じなのかな。
詳しくはこちら。

翌日は宮崎だし、すごいハードスケジュールですよ。。。いや、カツァリスが、ですよ。私は行けませんよ・・・あまりに遠すぎ・・・。
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日々是カツァリス2010 9月20日軽井沢公演

「シプリアン・カツァリスは、美しい」

内館牧子ならこう始めるでしょう。
そう、美しかった! カツァリスは美しかった。。。

管理人は、すでに25年くらいのカツァリスファン歴で、もういい加減「カツァリスジャンキー」といってもいいくらいです。つまり「慣れっこ」になってるわけで、だからこそ、新レパートリーを弾いて弾いて、とねだるわけですが、この日、カツァリスは何を弾いてもやっぱり「すごい」ということを再認識。。。

カツァリスさん、やっぱアンタはエライ!

この日カツァリスのパフォーマンスの最大の魅力になったのは、やっぱり美音。とくに弱音の美しさときたら、最近の出色の出来。一番のpppは、ポロポロと宝石のように響かせ、中弱音は、くぐもらせた音で手で撫でるように弾く音の心地よさ。。。これはやはりピアノ(もちろんヤマハ)のコンディションの良さと相性の良さも大きいのでしょう。後半になるにしたがって自由自在に音色をコントロールしておりました。今日のホールだと後ろのほうで聞いたほうがよかったかもしれない。

それから、ちょっとびっくりしたのが、前半のワルツやノクターンなどのおなじみの曲での味付け。たとえば、内声エグリで有名なワルツOp.64-2など、何十回聞いたことかわからないくらいだけど、今日の演奏ではいままでにない遊びを入れてて、ハッとしたところも。リピートしてエグリを入れる前にかなり意図的な Pause を入れたり、ちょっと rit したり。そのほかの曲でも、いままでffで弾いてたところを急にppに落としたり、調子に乗ってたのか、かなり味付けが変わってました。これが即興的なのか、意図的なのかは、何回か今後の公演で聞けば分かるでしょう。おそらく、ピアノが自分の思い通りに鳴るので、気持ちよくなって、思うがままにドライブした結果なのだと思います。
それから、前半はちょっとプログラムが長いかと思うけど、最後に幻想即興曲から子守唄に休みなくつなげたのは流れが途切れないでいい演出だったかも。

で、後半のショパン2番コンチェルトソロバージョンですが、やはり北京で聞いた時よりも、完成度は上がっていたと思います。北京ではかなり慎重に弾いてたのに、今回は遊びが少し加わった感もあるし。そして、やっぱりこの曲は2楽章の美しさがすべて。もう、ずっと続いてくれと思えるような美しい音が頭上から振ってくる何とも幸福な時間となりました。

それから、アンコール

①ゴッドシャルクのバンジョー
バンジョーは、その日の調子のリトマス試験紙みたいなもんで、やはり調子が良いとそれがあらわれます。今日は気持ちよさそうに弾いておりました。

②シューマントロイメライ
この曲だけをアンコールに弾くのは実は珍しい。あんまり記憶にありませんな。

③ショパンノクターン嬰ハ短調遺作
このショパンコンチェルト2番をメインプロにもってくるオールショパンプロなら、絶対に弾くだろうと思っていたこのカツァリス十八番がやはり出ました!

④バッハ(シロティ編)プレリュード
これでもかと、抒情的な曲の3連発アンコール。

⑤即興演奏
で、もう終わりだろうと思ったら、即興演奏!! この即興演奏はこれまでコンサートの冒頭にやるのが今年に入ってのパターンだったので、今日もそうかと思ってたら、最初ではなく、アンコールの最後に!! これはなかなかいい演出ですよ、カツァリスさん!! 演奏効果抜群。かなり客席盛り上がったですよ。残念ながら客入りはなか6-7割であまりよくなかったけど、スタンディング状態になりました! ちなみに今日の即興演奏のパーツは、ハンガリー舞曲1番にはじまり、魔笛、だったん人の踊り、タンホイザー、パガニーニラプソディ、というもの。後半はおなじみだけど、だったん人ははじめてだったかなあ。いや、これは最初にやるより盛り上がるよ。これから茅ヶ崎、浜離宮などへ行く皆さん、今回は最後にこのような即興があるかもしれません。決して途中で帰らないように!!!

そんなわけで、遠く軽井沢まで遠征した甲斐があってなかなかの満足度でした。次回は逗子のベートーベンカルテットとの共演です。

引き続き告知します。
↓↓↓

オフ会を開催いたします。
会の趣旨としては、カツァリスが好きな人なら誰でも気軽に参加していただけるものです。

「カツァリスを囲む会2010」

日時:10月16日(土)13:30-16:30

場所:東京・赤坂見附駅近辺(参加が決まった方にのみお知らせします)

参加費:5,000円(予定)事前振込
    ワンドリンク、軽食、デザートつき
内容:
 ・カツァリスからの近況報告
 ・カツァリスと自由に懇談、サイン、写真
 ・参加者同士の懇親
 ・希望者のみカツァリスと連弾
    (希望の方は、5分以内の曲を楽譜持参でご用意ください。希望者が多い場合は
     抽選にさせていただきます)

申し込み方法など、詳しくはこちら。


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日々是カツァリス2010 ウィーンクラブ主催公演

本日は名古屋ウィーンクラブというセレブな人達が集まる団体主催のコンサート&ディナー。かなり場違いな我々もビジター扱いで参加させてもらいました。 場所はメイカンこと名古屋観光ホテル。。。

会場は一番大きな宴会場。150名くらい入ってるかな。ピアノはヤマハ。
カツァリス登場して挨拶の後、最近お決まりの即興演奏。ウィーンの森の物語のメロディーが出てきたのはウィーンクラブ仕様か(笑)
本プロは、シューベルトのレントラー舞曲を数曲、シューベルトリスト歌曲3曲、マーラー第五シンフォニーアダージェットが前半。後半はシューマン子供の情景にはじまり、ショパンのワルツ、ノクターン幻想即興曲、子守唄で終了。アンコールで例のショパンコンチェルトソロバージョンから第二楽章で終了でした。
感想は手短にいうと、宴会場のピアノはやはりダメダメだったし響きももちろん悪かったけどカツァリス自身の調子はよく、ご機嫌で明日以降期待できそうで、ほっとしました。

さてコンサートがおわってからの食事会、我々は主催者さんの計らいで一緒のテーブルに。参加者リストの肩書きに「カツァリスファン」と書かれているのはワロタ。とうとう肩書きになってしまった。。。
みなでワイワイ話して食べて楽しかったですな。新しい出会いも多くありましたし。
最大の収穫はマーブル嬢の名フィル人脈をいかして、カツァリスの名フィル招聘にかなり前進できたことかな。理事長に直訴のマーブル嬢、GJ!

でもってこの日の最大の見ものは、モンシュシュの堂島ロールとカツァリスのコラボ(!?)だったわけですが、どういうことなのかは、その場にいた人だけの秘密ということで。(笑)
まあ、カツァリスがご機嫌でツアー初日をスタートできてよかったということで。ではまた明日。明日は軽井沢公演です。
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カツァリスを囲む会2010開催

以前に告知しました通り、いわゆるオフ会を開催いたします。
会の趣旨としては、カツァリスが好きな人なら誰でも気軽に参加していただけるものです。

「カツァリスを囲む会2010」

日時:10月16日(土)13:30-16:30

場所:東京・赤坂見附駅近辺(参加が決まった方にのみお知らせします)

参加費:5,000円(予定)事前振込
    ワンドリンク、軽食、デザートつき
内容:
 ・カツァリスからの近況報告
 ・カツァリスと自由に懇談、サイン、写真
 ・参加者同士の懇親
 ・希望者のみカツァリスと連弾
    (希望の方は、5分以内の曲を楽譜持参でご用意ください。希望者が多い場合は
     抽選にさせていただきます)

申し込み方法:
 下記の内容を記入の上、参加希望メールを txusui@yahoo.co.jp までお送りください。
 なお、申し込みは原則として同一グループ2名まででお願いします。
  ① 参加希望者名
  ② 年齢
  ③ 性別
  ④ 連弾希望の有無
  (以上は、代表者以外の参加者の方の分もお願いします)
  ⑤ 代表者の連絡先メールアドレス
  ⑥ 代表者の緊急連絡先電話番号

申込期限:公平を期すために9月末を目途に締め切り、応募者多数の場合は抽選とさせて
いただきます。結果は10月初旬までに、会場場所と会費支払方法とともにお知らせいたします。

その他注意事項:
 ・当日やむを得ない理由でカツァリスが参加しなくなった場合でも会は決行します。
  (過去にそのようなことはありませんでしたが)
 ・キャンセルは1週間前までとさせていただきます。その場合は、必ずご連絡ください。

我こそはカツァリス信者だという方の参加をお待ちしています。
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日々是カツァリス2010 スタート!

今週日曜日からいよいよカツァリスの来日公演がスタートします。管理人も珍しく結構おっかけます。
そこで、いつもの追っかけ日記「日々是カツァリス2010」はこのブログ上を中心に書きます。
このリンク先にアクセスください。

とりあえず日程だけおさらいしておきましょう。

9月19日   名古屋観光ホテル ウィーンクラブ主催公演
9月20日   軽井沢大賀ホール  
9月22日   逗子文化プラザ なぎさホール ベートーヴェンカルテットと共演 
9月23日   茅ケ崎市民文化会館 
9月25日   兵庫県立芸術文化センター 
9月26日   福知山市厚生会館 大ホール 
9月29日   銀座ヤマハホール 室内楽
10月1日 宮崎でマスタークラス
10月2日   宮崎県立芸術劇場 当日発表
10月3日   愛知県芸術劇場コンサートホール 公開レッスンあり)
10月8日   浜離宮朝日ホール
10月17日  グランキューブ大阪特別会議室 中之島音楽祭ミニコンサート
10月18日  銀座ヤマハホール マスタークラス1日目
10月19日  銀座ヤマハホール マスタークラス2日目
10月20日  広島・東区民文化センター 
10月22日  東京オペラシティコンサートホール

これに9月30日に山梨での公演が加わる予定です。レポートは、大阪公演以外は誰かができる予定です。

今回の来日公演は、浜離宮の後、一度ベルリンへ行ってからまた戻ってきての1か月以上の滞在となります。体調をくずさないように各地でいい演奏を繰り広げてほしいです。
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PIANO21新譜情報:4バージョンのショパンピアノ協奏曲第2番

注目の新譜の詳細が分かりました。

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ショパンピアノ協奏曲 The 4 Versions

① ピアノとオーケストラ(通常のコンチェルトバージョン)
  クイーンズランド交響楽団との共演
  (2010年6月25日ブリズベンでのライブ)

② ピアノソロバージョン
  ショパンオリジナル
  スタジオ録音

③ ピアノと弦楽五重奏バージョン
  David Lively編曲
  ハイデルベルク交響楽団クインテット
  スタジオ録音(世界初録音)

④ ピアノ2台バージョン
  ショパン・エキエル・カミンスキ・フォンタナ編曲
  カツァリス自身の演奏による多重録音
  スタジオ録音(世界初録音)

と、まあ、やりたい放題なのですが・・・。

まず、①の通常のコンチェルトバージョン。試運転のように突如としてクイーンズランド交響楽団という、申し訳ないけどマイナーで下手なオケとおそらく生涯唯一この曲を演奏した時のライブです。そういう意味で貴重。なかなか ABC Classic FM で放送されないのでおかしいと思っていたら、こういうわけだったのか・・・。
そして、実はカツァリスがこの4バージョンのCDを作るといったのが、この①のライブから帰ってきてすぐの7月だったそうで、思いつきも甚だしい限りですな・・。

そして、②は言わずと知れた今年の来日公演のメイン曲。なかなかの仕上がりだとおもいます。本当にショパンのオリジナル通りに弾いているかどうか、ナショナルエディションの楽譜を持っている人は比べてみてください。。。

で、ここからカツァリスワールド全開。③はいわゆる室内楽バージョンなのだが、弦楽五重奏をバックにし、しかもその編曲者が David Lively という人。どうもこの人、アメリカのピアニストのようで、第二のマシューキャメロンか? しかし、ピアニストが弦楽部分をアレンジ?と不思議に思うのだが、自分で弾くために編曲したのかな。1番のコンチェルトの動画がようつべにありました。 

ちなみにこの人、なかなかのナイスミドルで、カラヤンにちょっと似てるじゃありませんか?

davidlively.jpg

そして、最後がカツァリスの多重録音による2台ピアノバージョン。この編曲は、いろいろ組み合わせてるみたいで、Tuttiの部分をショパンで(?)、第1楽章伴奏はエキエル&カミンスキのナショナルエディションバージョン、第2・3楽章はフォンタナバージョンだそう。Tutti部分がショパンというのがちょっと??

さて、この4バージョン、カツァリス自身は、ショパン自身の筆によるものという意味で、ソロバージョンを重視してるみたいです。スタジオ録音だし、期待できますな。

それから、おもしろいのは、この4バージョン、弾いてるピアノも4つ全部違います。コンチェルトでは、スタインウェイ、ソロバージョンでは、なんと珍しくベーゼンドルファー、クインテットバージョンでは、ヤマハCF3、2台バージョンでは、シュタイングレーバー、という具合です。この聞き比べも面白いのでは? 

久々に期待できる1枚ですね。売れるといいな。それより来日記念盤として間に合うのか???
(ちなみに、クインテットバージョンは先週録音してるらしい・・やっぱ無理かな?)
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10月16日(土)に「カツァリスを囲む会」計画中

まだ計画中なのですが、会場の手配などの参考にさせていただきたく、興味ある方、連絡ください。

10月16日土曜日 14:00-16:00くらいで都内某所にて、久しぶりにファンの集いイベントを計画中です。
いつものように、カツァリスを招いて、サインをもらったり、ゆっくりしゃべったり、希望者はカツァリスと連弾もありです。
参加費は、軽食付きで、3000-4000円に抑える見込みです。
参加条件は彼のファンであることだけです。若い女性歓迎(笑)

詳細は、参加希望者の人数によって、会場を決定し、ここで告知します。

興味ある方は、「絶対行く」とか「内容次第で行く」とか、興味の度合い(?)を書いていただき、人数とともにお知らせください。

連絡先: txusuiあっとまーくyahoo.co.jp
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カツァリスのマスタークラス宮崎でも開催

宮崎公演前日にマスタークラスも決まりました。英雄ポロネーズでレッスンを受けるツワモノが!

2010年10月1日(金)
開場18:30 開演19:00
宮崎市民文化ホール イベントホール
聴講料 1,000円

小河 舜   宮崎学園高等学校3年  ショパン ポロネーズ 変イ長調「英雄」op.53  
中村 翔太  宮崎学園短期大学研究生 プーランク  3つの小品
中武 さおり 宮崎ラウルス音楽協会会員 ショパン  ワルツop.69-1    
 
〈チケット取扱い〉 (株)西村楽器、メディキット県民文化センター他 市内各プレイガイド
〈お問い合わせ〉  宮崎ラウルス音楽協会 土田TEL/FAX 0985-52-7252            

以上チラシより転載
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