今年の夏にニューヨークで開催される「ニューヨーク国際ピアノ音楽祭」で行われるマスタークラスの一部でカツァリスが講師を務めるようです。
これは、参加者は基本的にオーディション無のフリーの様で、お金さえ払えばだれでも参加でき、。講師に関しては確約はないものの希望は通るみたいです・・・。
カツァリスは第一期の2011年7月17日~7月23日に登場予定です。夏休みに我こそはと思う方はどうぞ。
金額は26万円なり。もちろん飛行機代は含まれていませんよ。。。
以前に、1月下旬に予定されていたフランス・ニースフィルでの演奏会でリストピアノ協奏曲第1番に初めてチャレンジするようだ”>リストピアノ協奏曲第1番に初めてチャレンジするようだと紹介しましたが、やっぱりというか、キャンセルしたようです。
代役はエンゲラーおばちゃんです。ちなみにプログラムは変更なしで、Pコン1番とシューベルトリストのさすらい人のようです。。。
まあ、1番を弾くと聞いた段階で「まさか」とは思ってましたが、「案の定」でしたね。しかも2番に変更でもなく、出演自体をキャンセルとは・・・。体調でも悪くなければいいのだが、そうでなければ、ますますオケから出演依頼が来なくなってしまうと、ちょっと心配・・・。
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あけましておめでとうございます。
今年も地味によろしくお願いします。
さて、先にリニューアルされましたオフィシャルサイトのカツァリスの2011年スケジュールによれば、新年からいきなり上海でチャリティーコンサートの真っ最中のようですが、上海のTV(?)ニュースで紹介されています。何をいってるのかわかりませんし、音も小さいので何を弾いているのかもちょっと不明ですが、最新のカツァの姿を拝めます。
中国の動画投稿サイトの動画なので、かなり重いです。。。
ずいぶん前に予告されていましたが、ようやくカツァリスのオフィシャルサイトがリニューアルされました。
ただし、トップページは下のリンク先からとなっています。これまでの cyprienkatsaris.net だけだと、どっかでみたことあるページに飛んでしまいます(なぜだかわかりませんが笑)
結構新しいコンテンツもあるし、年末にゆっくり見たいと思います。
久々の更新です。
来年1月8日土曜日にオーストラリアの ABC Classic FM で、カツァリスのショパンピアノ協奏曲第2番のライブが放送されます。もちろんこれはすでにPIANO21から発売されたライブと同音源なのですが、アンコールで演奏したノクターン嬰ハ短調も放送されますので、紹介しました。
1月8日日本時間11:00から(現地時間13:00から)
直リンク先 http://www.abc.net.au/streaming/classic/classicfm.asx
Queensland Symphony Orchestra
Cyprien Katsaris, piano
Edvard Tchivzhel, conductor
Tchaikovsky Eugene Onegin: Polonaise 3’49
Chopin Piano Concerto No 2 in F minor, Op 21 29’12
Chopin Nocturne No 20 in C sharp minor, Op posth 4’30(←これが初出音源)
Tchaikovsky Manfred Symphony, Op 58 49’20
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えー、久しぶりのネタ更新です。
先日のカツァリスを囲んでのオフ会の時に、カツァリス自身にこれからのPIANO21での新譜発売情報を語ってもらいましたので、ここで紹介します。もちろん世界中のどこでもオープンになっていない情報です。
◎ モーツァルトピアノ協奏曲 Vol.7 / Vol.8
これはすでに発売準備中らしいです。発売には資金を出してくれるスポンサーが必要らしく、Vol.7はフランス人の女性、Vol.8は日本人の男性が資金提供してくれたらしく、発売間近のようです。もちろん、私が出したのではありませんwww Vol.7/8の内容はわかりません・・・。ちなみに、Vol.13まであるそうです。(とっとと全集出せばいいのにね。。。)
◎ピアノ・ラリティーズVo.2/Vol.3
すでに録音済みですが、スポンサー待ちらしいです。Vol.2はフランス人の作曲家の珍しい作品ばかり集めたものにする予定で、もしも著作権がクリアできれば、2年前に西宮のアンコールでやった、フランス映画音楽即興メドレーを収録したいとのことでした。ワンフレーズだけ使ってる場合でも全部の権利者の許可を取らなければいけないらしく、結構大変なようです。
あとは、誰も知らないフランス人作曲家のエチュードを5曲弾いてるらしいですが、それがむちゃくちゃ難しい、とショパンやリストやゴドフスキーなどのいろんなエチュードがあるけど、それよりもはるかに難しかったと言ってました。どんな曲なんでしょう・・・。
Vol.3はロシア人作曲家で、茅ヶ崎のインタビューでも語っていた通り、ハチャトリアンのスパルタカス音楽のアダージョとか、剣の舞の2編曲バージョン(シフラバージョンではないらしい)。あと2台のピアノのための組曲のソロトランスクリプションバージョン。これがどんなに難しいか実演つきで解説してくれましたwww。
◎エリザベートコンクールライブ
カツァリスが入賞したエリザベートコンクールのライブ録音の発売許可を得たといってました。これはフィナーレのラフマニノフコンチェルト3番は、グラモフォンからLPで発売されていて、実質のカツァリスのデビュー盤なのですが、それをPIANO21で再発するということですね。あとは、ソロで弾いた、ショパンのポロネーズ第5番と、コンクールのためにベルギーの作曲家が作った新曲も収録されるようです。
◎上海ライブ2007のDVD
これも発売間近のようですが、例のオールラテンアメリカプログラムでやった2007年の上海ライブの映像です。これはかなり演奏曲目になじみがまったくなく厳しいですが、なんとカツァリス自身による日本語を含む13か国語の解説が聞きものでしょう!
最後に、「スポンサーさえいれば、ショパンのノクターン全曲もエチュード全曲も録音するよー」と、妙に期待させるようなコメントで締めくくってくれたカツァリスでした。
(いや、絶対そんな金あったらラリティーズVol.10まで作ってしまうだろ!と心の中で突っ込み・・・)
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ソロの来日公演も終わり、広島公演が神公演だったようですが、とにかく今年の来日公演はすべて近年になく良かったです! 後日振り返ることとして、小ネタをいくつか。
① 本日、NDR-Kultur で放送された、ハンガリー幻想曲(スタインバーグ指揮ザールブリュッゲン放響)は、1984年1月27日の演奏だと思います。とても若々しく、キラキラした音にあらためて若い時のカツァリスの魅力を再確認!
② 今週金曜日22日に例のコラボ演奏会で今年の来日公演の公式な演奏会は終わりなのですが、実は、本当の最後は27日にある京都市交響楽団とのショパンコンチェルト2番の共演です(http://www.kyoto-symphony.jp/concert/)。 しかし、実は、三重県立桑名高校という学校の創立100周年記念演奏会で、関係者のみの非公開。なんとももったいないことで。桑名高校の生徒さんはこのありがたさをわかっているのだろうか? もう2度とひかないであろうカツァリスのショパンのコンチェルト2番(オケとの共演という意味で)を生で聞けるなんて。1日だけ入学したい!
③ 来年1月には、フランスのニースフィルで、リストのコンチェルトのなんと2番でなく1番を弾くようです。確かにニース・フィルのHPに載ってたので間違いだとおもったら、ほんとに1番を弾くらしいです。どうしたんだろ、あんなに頑なに1番は弾かなかったのに。。。
以上、小ネタ3連発でした。
ところで、今後カツァリス情報についてはよほど重要なものでない限り、発信はツイッターで行います。
常連の皆様には、ぜひツイッターアカウントを取得の上、@Katsaris_Mania をフォローしていただきますようお願いいたします。
ツイッターについてはこちらを参照ください。
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今日、実は大阪公演があったのね・・・。
さすがに追っかけ隊メンバーは誰も参加できず、関西在住MOREさんにレポートしてもらいます。
2010年10月17日 中之島国際音楽祭2010
ショパン生誕200年記念 ショパンのサロン
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曲目:
・即興演奏
・ショパン 春 (ショパン自身による編曲)
・ショパン=リスト 6つのポーランドの歌から 春
・ショパン アレグレットとマズール
・ショパン ノクターン op.9-2
・ショパン ノクターン 20番 遺作
・ショパン ノクターン op.15-3
・シューマン ショパンのノクターンの主題による変奏曲
・シューマン アラベスク
・シューマン 子供の情景
・ゴットシャルク バンジョー
<アンコール>
・チャイコフスキー 10月 秋の歌
・ショパン コンチェルト 第2番2楽章(ピアノ独奏版)
ピアノ:YAMAHA
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今日は、中之島国際音楽祭の1コマということで、通常のピアノリサイタルの半分という長さでありましたが、ショパンとその時代を生きた作曲家&ピアニスト達といった感じで、個人的にはかなり好きなプログラムでした。昨年のベートーベンのプログラムを彷彿とさせる感じで、心の奥底まで染み渡る素晴らしい音色の音楽を聴くことができました。
場所は、特別会議場ということで、ホールのように音響板もないので、音が室内の壁にかなり吸収され、響きはいまひとつ、さらに、ピアノの、特に、ペダルの調子がかなり悪く、環境的には決して良くないところでした。しかし、観客は非常に集中して音を立てずに没頭して聴いており、本当に目の前で聴くことができて、私は幸せでした。通常のコンサートと違ってピアノとの段差が全くない場所というのは初めてでしたので、聴きに行った甲斐がありました。
カツァリス氏のピアノの音は、皆様ご存知のように、非常に柔らかく、心地よく聴けるとても美しいものです。前の連弾の組の音とあまりにも違いすぎることを改めて認識しました。これが同じピアノなのかと思うくらいに・・・。
カツァリス氏の頭の中には、一体、いくつの楽器の音色が飛び交っているのでしょうか。バイオリン、ビオラ、チェロといった弦楽器の音色かと思えば、何かの笛の音、鈴の音など、様々な楽器が、それぞれのパートとして鳴り響き、それが、一つのハーモニーとして奏でられている感じです。内声を浮き上がらせるのも、ある一つのパートの響きを目立たせる、あるいは音色を変えて目立たせるテクニックの一つですね。鍵盤の上には、見えない羽、あるいは、ふわっとした風のような空気が感じられます。観客の心をつかみ、カツァリスワールドに引きこむ魅力をもっています。
私のピアノの先生は、楽譜上に、例えば和音があったとしても、和音1つの塊として、縦に区切ってそれを弾いてはいけない、一つ一つの音は横につながっており、様々な楽器のパートがそれぞれ意味をもって存在するのです、と言います。今、あなたは、どんな楽器をイメージしていますか、旋律はバイオリン?、伴奏はクラリネット?、何ですか、と。私はいつもこの質問には困ってしまうのですが、そのことの重要さを今日は、目の前で感じることができました。
今日は、ショパンの命日、トロイメライの後など、時々祈るようなしぐさをしてました。ショパンに捧げる祈りの音楽、真珠の玉のように非常に美しい輝きをもつ音の数々・・ 天国にいるショパンにも通じるものがあったかもしれません。
そして、アンコール最後の曲は、天上の音楽ともいうべき、ショパンコンチェルト第2番の2楽章。先月の兵庫のコンサートのときほどではないですが、目の前で奏でられる音は、このままで終わるのはとても惜しいような、いつまでも輝く音に浸っていたいような気分でした。
今回、本当に残念だったのは、べダルを踏むとき、ノイズが入るため、ノクターンの直前で、一旦演奏中止して、調律が入ったことです。
最後にもう一つ。今回の大阪でのコンサートにご尽力くださった、U夫妻に感謝いたします。本当にありがとうございました。
(報告者:MORE)
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さて、信者集結、満員御礼の浜離宮公演だったわけですが、その思いが充満したからか、なんか異様な緊張感にホールが包まれておりまして、セキの一つも許さないかのような雰囲気。
その中でとくに前半の子供の情景など、研ぎ澄まされた音で、こんな力が抜けない演奏ははじめてというくらいの緊張感あふれる演奏でした。
今回はそんな演奏をみなさんがどう感じたか、ツイッターでの反応を紹介しましょう。。。
@oresama7
カツァリス今日もいいなぁ。。
@manason_vc
カツァリスはやはりカツァリスだった! そして、会場でドクター中松を見た。生中松。
@yamaharleyken
カツァリスとてもよかった!華麗な技巧はもちろん、PPの美しさときたら…ホール中が愛で満たされるようでした。私も腹時計で競演してしまいましたすんませんした>隣の方
@susumusawamura
カツァリスからあまりにも多くのことを受け取って、頭いっぱい。
@yoko_asami
アンコールが一番神がかってましたな!バンジョーが人間技とは思えんかったです。。あと個人的にチャイコ10月が聴けてよかった!
@nozome
一度観たかった天才、シプリアン カツァリス先生のピアノリサイタル。本当に素敵だった♪サインもいただいて、あたしゃ満足だよ。
@kaochip
神カツァリスは、やっぱり『神』でした♪やっぱりスゲー。何度見てもやっぱりすげー!握手してきた♪3回目♪
@k1009note
シプリアン・カツァリスのピアノリサイタル(@浜離宮朝日ホール)に行ってきた。いきなりプログラムにない即興演奏から始まってびっくり。音綺麗すぎて落涙。内声の際立たせ方エグくて爆笑。やはりわたくしはカツァリス推しですね。
@D894_schubert
カツァリスの緊張感すごかった―!ピアノ協奏曲終わったときのあの長い静寂は、演奏後に高く上げた手を極限的にゆっくりと鍵盤に向かって下げていたからです!弾いてないときにあそこまで引き込まれたのは初体験♪♪
事情があり、この日のレポートはこれだけにしておきます。
カツァリスさんは、一度ベルリンに戻り、ギリシャのオケとベートーヴェンの3番コンチェルトを弾いた後、14日に再来日の予定です。
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キャンセル者が出たため、参加者を若干名追加募集します。
ご希望の方は下記を参照の上、ご連絡ください。
なお、前回、前々回参加者の方はご遠慮くださいますようお願いします。
会の趣旨としては、カツァリスが好きな人なら誰でも気軽に参加していただけるものです。
「カツァリスを囲む会2010」
日時:10月16日(土)13:30-16:30
場所:東京・赤坂見附駅近辺(参加が決まった方にのみお知らせします)
参加費:5,000円(予定)事前振込
ワンドリンク、軽食、デザートつき
内容:
・カツァリスからの近況報告
・カツァリスと自由に懇談、サイン、写真
・参加者同士の懇親
・希望者のみカツァリスと連弾
(希望の方は、5分以内の曲を楽譜持参でご用意ください。希望者が
多い場合は抽選にさせていただきます)
参加希望者は、氏名、年齢、性別、連絡先メールアドレス、電話番号を記入いただき、
txusui@yahoo.co.jp までメールで御連絡をお願いします。
なお、同行者は1名までとさせていただきます。