カツァリス2010年来日公演情報:9月22日逗子

秋の来日公演の追加情報です。ソロではありませんが、9月22日(木)逗子文化プラザでベートーベン弦楽四重奏団公演にゲスト出演、シューマンピアノクインテットを共演します。チケットは3500円、6月13日一般発売です。
詳細はまた後日お知らせします。
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カツァリス浜離宮公演の優先予約のお知らせ!!

カツァリスの東京公演は複数ある予定ですが、もっとも期待できる浜離宮公演のチケット発売は、6月8日から一般発売開始と変更になりました。
しかし、招聘元レガーレさんのご厚意で、このサイトをみていただいているカツァファンの方対象に一般発売前の優先予約を受けていただけることになりました。希望の席場所がある場合、各販売所へ配布する前に優先的に確保していただけます!! 下記の通りにお申し込みください。

公演日:10月8日(金)
場所:浜離宮朝日ホール
席種:全席指定一般 6000円 学生 3000円
プログラム:前半が他の公演と違い、シューマン関係が入っています。後半は今回のメインである、ショパンコンチェルトNo,2ソロバージョンで同じです。なお、ショパンのソナタ3番は、茅ヶ崎公演でのみ弾くようです。

Frédéric Chopin (1810-1849)
– Wiosna in G minor, op. 74 No. 2

Franz Liszt (1811-1886)
– Wiosna(No. 2 from „6 Chants polonais, op. 74 de Chopin”)

Frédéric Chopin (1810-1849)
– Allegretto & Mazur(Harmonizations by Chopin of folkloric music)
– 4 Mazurkas, op. 67
– Nocturne in E flat major op. 9 No. 2
– Nocturne in G minor op. 15 No. 3

Robert Schumann (1810-1856)
– Variations on Nocturne op. 15 No. 3 by Chopin
– Arabeske in C major, op. 18
– Kinderszenen, op. 15

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Frédéric Chopin (1810-1849)
– Piano concert No.2 ( solo )

優先予約方法:
5月24日午前0時から29日午前0時までの5日間限定で、優先前売り予約を行います。
ご希望の枚数とお席の番号を下記メールアドレスへお送りください。
29日予約終了後に席を確保して招聘元のレガーレさんから直接返事のメールをしていただけます。
メールアドレス: cdt.legare@jcom.home.ne.jp

金曜日だけど、全国から集まれ、信者たちよ!
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ソウル公演の続報

さて、来週、わたくしカツァリスのソウル公演に行ってまいりますが、27日のソロ公演に行ってすぐ帰ってくる予定なのです。30日にコンチェルト公演もあるのは知ってましたが、シューベルトのさすらい人幻想曲だけだったので、パスしたのですが、実は29日に室内楽もあるようで。

Love of Schumann
5/29 (Sat) 15:00
R. Schumann / 5 Folk Song for Cello and Piano
R. Schumann / Piano Trio No.3 in G minor Op.110
R. Schumann / 3 Romances for Oboe (arranged for Violin and Piano), Op.94
C. Schumann / Piano Trio in G minor Op.17
R. Schumann / Piano Quartet in E flat major Op.44

あうー、こっちのほうが聴きたいではないか。。。共演は若い学生のようだけど、プログラムは魅力的。。。
どうしよう、滞在を伸ばすかな。。。
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WGBHのインタビュー&スタジオ生演奏

以前、カツァリスが去年ボストンの放送局WGBHに出演した時のインタビューを紹介しましたが、そのとき公開されていたのはPart1のみで、Part2はウェブ上では聞けなかったのですが、今回、全編がオンデマンドで聴けますので改めて紹介します。

内容は、盛りだくさんで、生まれルーツの話から、学生時代、シフラの思い出、とくに熊蜂の飛行を弾いたときのことなど、その映像のYou Tubeにアップされてることを楽しそうに話し、生演奏では、リストの前奏曲と葬送行進曲やモーツァルトの幼い時の曲なども披露。後半は、Piano21の音源から、プロコや、アムランに貸した譜面が出版されたエピソードが有名のバッハバディネリを聴いたり。MCの女性のCathyがなかなか進行がうまくて、カツァの話が長くなりそうだと、まるで小島慶子ばりの剛腕を発揮して曲をかけるとこなど、おもしろいです。
あと、カーネギーホールのライブのショパンワルツを聴いた後、カツァリスが、「絶対真似するな、こんな弾き方、とくにコンクールでは」と言ってたのにはワロタ。そのあと、ショパンを弾くのレッスン編をYou Tubeで見たとCathyがいうと驚くカツァリスにもウケます。

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カツァリス2010来日公演情報

2010年の来日公演スケジュールですが、チケット発売情報とともに、アップデートします。

9月20日 軽井沢 大賀ホール チケット5月10日発売開始 
9月23日 茅ケ崎市民文化会館 チケット5月25日発売開始
9月25日 兵庫芸術文化センター チケット発売済み
10月3日 愛知県立芸術劇場 コンサートホール チケット発売済み
10月6日 宇都宮グランドホテル チケット発売未定
10月8日 浜離宮朝日ホール チケット5月25日発売開始

新情報は、茅ヶ崎と、宇都宮グランドホテル、浜離宮です。
このうち茅ヶ崎の詳細は下記の通りです。

2010年9月23日(木祝) 午後4時開演 茅ヶ崎市民文化会館大ホール
全席指定 A席:5,500円 B席:4,000円 学生席:2,000円 
<5月25日(火)前売開始>
ホールでの電話予約は5月26日(水)午前9時より受付

もちろん関東はほかにも公演が予定されていますし、全国各地での公演もまだまだこれから発表があります。

ただし、この茅ヶ崎と浜離宮公演は、今回のメインプログラムであるショパンコンチェルト2番ソロバージョンとは違うプログラムで行われる予定で、おそらくショパンソナタ3番だと思います。特に浜離宮では音響、ピアノのコンディションなど名演奏が期待できる条件がそろっているので、信者としては必須です!
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東方神起は中国のグループだと思ってましたが・・・

韓国のグループだったのですね。。。
どうでもいいです。

もちろんヨン様など興味もありません。冬ソナをはじめ韓国ドラマも見たことありません。。

あ、チャングムは好きでした。あの姉さんはカワイイので。

え、何が言いたいかというと、そんな興味のない韓国、ソウルに行ってきますです。

そう、来年還暦を迎えようというあの人の演奏を聴きに。。。5月27日ソウル。

初ソウルがそれ目当てでいいのか? というより、それしか興味ないし。観光予定ゼロ。

で、なぜ急に行く気になったかといえば、プログラムが、

F. Chopin / Wiosna in G minor, Op. 74 No. 2
F. Chopin / Valse in A minor No.2, Op. 34
F. Chopin / Funeral March, No.2, Op.72
F. Chopin / 4 Mazurkas, Op.67
F. Chopin / Nocturne No. 20 in C sharp minor, op. posth.
F. Chopin / 2 Nocturnes Op.55
F. Chopin / Berceuse (Lullaby) in D flat major, op. 57
F. Chopin / Piano Sonata No. 3 in B minor, Op.58

おや、4 マズルカ Op67、2ノクターン Op.55 って、全部弾くの? 新レパートリーじゃない?
あうー、ソナタ3番久しぶりに聞きたいっ!! てなったからなのですが。

ソナタ3番なんて、もう日本じゃ聞けないもんね、と思ったせいもあったのだが、今年の日本公演
で一部会場では弾くという噂も・・・。ますます韓国行きのモチベーションが下がりまくり。。。
どなたか、ソウルツアーに参加しませんか? 最少携行人数1名。。。
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You Tube情報 : ショパンを弾く レッスン編「ワルツ Op.34-2」

続々とアップされているショパンを弾くレッスン編のビデオですが、今回はワルツOp.34-2です。
この曲はカツァリスファンならば周知の通り、本人の最も弾く機会の多いものです。
そのように思い入れの強い曲だからか、もともとあまり教えようがない曲だからか、実に最初から型破りな教え方で、鬼トリル、鬼連打をかわいそうに小学生のさっちゃんに強要。。。
挙句の果てには、必死でひいてるさっちゃんの横で即興伴奏してしまう始末。。。これにはさっちゃんも苦笑い。。。
実にカツァリスらしいレッスンなのでした。。。

それから、1984年のオランダでのライブでワイセンベルクのジャズソナタの第3・4楽章の音声のみもアップされていました。


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PIANO21発売情報:ヴィヤージュVol.1とライブイン上海DVD

いつになるかわからないと言ってた、新譜2つが日本に輸入されて、HMVから発売されるようです。
ヴォヤージュは、以前に紹介した、ヨーロッパ各国の珍しい音楽を集めたCDです。ライブイン上海のDVDは、You Tubeでアップされているものと同じです。しかもヨーロッパからの輸入ですので、たぶんPAL盤だと思うのだが。だとすると、ふつうの日本のTVでは見ることができません。PCでは見ることができます。
以前にカーネギーホールライブが発売された時も、パッケージにはNTSCと書かれていながら、実は中身はPAL盤だったという前科あり・・・。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3809818
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3809819

P21034.jpg

けど、HMVではこの前発売になったはずのモーツァルト協奏曲集のVol.6もまだ入ってきてないで、延期延期らしいですけどね。
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ほとんど映っていないが、カツァリスの軍隊行進曲

カツァリスが、ユネスコの公認Musician(?)として、いろんな活動をする中で、結構最近多いのが、ADAP Association of Artists for peace の活動です。あまり詳しく知りませんが、歴史的に無茶苦茶仲が悪いギリシャとトルコの間で音楽を通じての平和活動を推進しようとするNGOのようです。
まあ、この両国に挟まれて、まさに血で血を洗う領土問題の真ん中にいたのがキプロスですから、キプロス出身のカツァリスがこの活動の中心になるのは必然ですかね。

このNGOのもとで、たまに両国にゆかりのある演奏家があつまってコンサートなどをやってるようですが、映像で、2008年12月に行われたコンサートのアンコールをみることができます。曲は軍隊行進曲で、ピアノ2台で1台はカツァリス専用、もう1台を4手で交代して弾いています。メンバーはカツァリス以外知りませんが、あとのメンバーはお世辞にもうまいとは言えず、出だしで思いっきりトチったりして、ほんまにプロのピアニストなんやろうかと・・・。
おまけにカツァリスは最初しか映らず、映像も音とズレズレだったりして、なんとも残念な映像です。本プロでカツァリスが弾いたとこを見せてほしいものです・・・。

その映像はこちらからどうぞ。
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PIANO21新譜情報: Voyage(旅人) Vol.1 ヨーロッパ編 追加情報

さんざん迷った挙句、やはり、「日本で一番早くカツァリスの新譜を手に入れる」という使命を果たすため、フランスから取り寄せました。今回も送料込みで4,900円ほどかかってしまいました・・・。4,900円あれば、HMVでどれだけ廉価版BOXCDが買えることやら・・・。

さて、内容ですが、まず曲目を以下の通り補足しておきます。きっちり解説を読んでないので印象だけ。

(スイス)
リスト:「旅のアルバム」第2巻「アルプスの旋律的な花」からアレグロ・パストラーレ

(ドイツ)
R.シュトラウス: さびしい泉のほとり(「5つの情緒ある風景 Op.9」から)

(オーストリア)
J.シュトラウス2世: 美しき青きドナウ (シュッツ編曲)
やはりこれは、2008来日公演でやったシュッツ編曲でした。スタジオ録音。

(ハンガリー)
ブラームス: ハンガリー舞曲より第1番
カツァリス: ハンガリー舞曲11番のテーマによる即興曲
11番の即興曲は、やはり、2008年11月1日の西宮ライブでした。うーむ、あれは、意図した即興演奏だったのか??

(チェコ)
ドボルザーク:スラブ舞曲 Op72-2 (カツァリス編)
これも2008来日公演でやったやつですが、スタジオ録音で、なかなかいい出来です。

(ポーランド)
アルバート・ハリス(1911-1974): ワルシャワの歌
2006年のポーランドでのライブ。この曲は1944年戦時中に作曲されたポーランドの民族歌謡(?)みたいなもので、曲を弾き始めると笑い声が起きるので、結構有名な曲らしい。。。なかなかきれいな曲。

(ウクライナ)
フェリックス・ペティレク (1832-1951): 24のウクライナ民謡から
うーん、なんともいえない・・。ちょっと暗い行進曲調・・・。

(エストニア)
ヘイノ・エッレル(1887-1970): エストニアの主題による13の小品よりNo.1/No.7/祖国の旋律
1998年のエストニアでのライブ。弾く前のカツァリスのアナウンスが収録されていて、エストニアの音楽を弾きますと前置きし、「ハイノ、エレ」といった瞬間にざわめくので、聴衆は知ってるみたい。タイトルは読めないと言いながら弾くカツァリス。「祖国の旋律」は、2007年にスタジオ録音されたものだが、同じ作曲家でエストニアではめちゃポピュラーな曲らしい。(National Melodyになったと解説には書いてある・・・)

(フィンランド)
シベリウス:フィンランディア
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955):(Kappaleita Lapsille Op. 21からNo.8 / ピアノのための5つの小品 Op.20から「ドビュッシーのシルエット」
フィンランディアは2003年のヘルシンキでのライブ。シベリウス自身のピアノ版をベースにカツァリスがいつものように手を入れたバージョン。実はこれ隠し録り音源だが。ハンニカイネンは2004年のライブ。またまた会場で観客にアナウンスして観客が沸くのでやはり有名なのかな。2曲弾いてるが、1曲目の曲名がいまいちわからない。どちらも美しい曲だけど。

(アイスランド)
ヨン・レイフス (1899-1968): アイスランド舞曲集Op.11から第4番
とくに感想なし。

(イングランド)
ジャン・ラトゥール(1766-1840): ルール・ブリタニア
やっぱりあのBBCプロムスのときに歌うやつとメロディーは同じだが??

(オランダ)
ユリウス・レントヘン(1855-1932): 六つの古いオランダの舞曲から羊飼い
これもとくに感想なし。

(スペイン)
アルベニス(ゴドフスキー編曲): タンゴ
1988年の名古屋ライブの音源だった・・・。

(イタリア)
アルフレッド・ジャエル(1832-1882): ラ・トラヴィアータのテーマによる華麗なカプリース(?)
この人、イタリアの有名なピアニストだったらしい。しかも、夫婦で。大作曲家と交流もあったらしい。確かに曲は19世紀のオペラパラフレーズって感じ。

(ギリシャ)
カラマチィアノス(コンスタンティニディス編曲)
これはよくわからんが、舞曲らしい。。。

(キプロス)
ニコラス・エコノム(1953-1993): 自由の歌
エコノムっちゅうのは、やはりアルゲリッチとデュオしたりしたピアニストで、年齢もカツァリスとさほど変わらないけど、若くして自動車事故で死んでしまったらしい。この曲は16歳のときに書いた曲とのこと。でもラヴェルのパヴァーヌとそっくりなんですが・・・。

そんなわけで全体としたら、悪くないアルバムだと思いますよ。
このヨーロッパ編になぜフランスが入ってないのかといえば、どうもあの2008年の西宮でのアンコール曲を入れたかったのだが著作権がクリアできなかったと邪推。

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