私は行ってませんが、昨日のマスタークラスレポです。
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カツァリスマスタークラス@京都JEUGIA(楽器店のホールにて)
14:00~19:00 生徒さん5人 (全員女性)
ピアノ2台
カツァリス先生:ヤマハ
生徒さん:スタインウェイ
14:00~15:00 リスト:スペイン狂詩曲
かなり出来上がっている演奏だったので、あまりいじらずに、弾きにくいところ改善のための練習方法の指導。
15:00~16:00 ショパン:ソナタ第3番の第一楽章のみ
譜読みが終わったところくらいの、聴講している側にとっては「さあ、これをどういうふうに深く掘り下げて指導するのか?」と大変興味深い演奏。だが、なんせ1時間という限られた時間だったので、残念ながらちょっとかじったくらいで終了。笑えたのは、聴講者のほとんどが「ショパンを弾く」のテキストを持っていたこと!!!実は私も持参していたw
16:00~17:00 ラフマニノフ:プレリュード32-12 、サン・サーンス「死の舞踏」リスト編
聞き応えのある素晴らしい演奏。こういう曲を若いお嬢さんがバリバリ弾くってすごいです。ただ、一通り弾くだけでも結構時間がかかってしまうため、指導を受けるには1時間では短いと思った。
17:00~18:00 シューベルト:ソナタOp.143.D784 a-moll
カツァリス先生はこの選曲を「よくぞシューベルトのこのソナタを選んでくれました!!」と、とてもお喜びに。第2、3楽章のみの指導希望だった生徒さんに「第1楽章もぜひ弾いたらどうか?」と促す。全部通して弾いた生徒さんに対して、カツァリス先生ノリノリ。「ショパンを弾く」あの素晴らしいレッスンを彷彿とさせる詳細な解説。どの曲もこういうふうに解説&指導してくれたら聴講している方もうれしいのになあと思いました。
18:00~19:00 ベートーヴェン ソナタOp.27-1 、ショパン:エチュードOp.25-4と25-12
これも生徒さんの選曲が良かった!カツァリス先生のレパートリーに入っている曲だからたくさん模範演奏をしてくれました。細部の指使いや練習方法、メロディを浮き立たせるアクセントの弾き方などを、時間をオーバーしてまで熱血指導。でっ、ベートーヴェンは時間切れでまたの機会にということになりました。
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ノンストップで真面目にレッスンするカツァリスは、なんだかんだでいいやつですwww
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