週末にお知らせした京都公演ですが、いくつか追加情報があります。
まず、公演の概要は以下のサイトをご覧ください。
http://liszt200inori.web.fc2.com/index.html
公演の日程の詳細は以下の通りです。
10月9日(日) 清水寺(19:30開場 20:00開演~22:00)
カツァリス、矢野玲子、神谷美恵子、近藤由貴、綱場千晶 ほか
N響メンバーによる五重奏(山口裕之、大林修子、井野邉大輔、木越洋、西山真二)
カツァリスの演奏曲:ショパンピアノ協奏曲第2番(クインテットバージョン)
チケット代:10,000円(全額義援金に)
10月10日(月祝) 京都、堀川音楽高校ホール(13:00~15:00)
カツァリスによる公開マスタークラス・レッスン
外部入場500円
この堀川高校のマスタークラスは上記イベントHP上に申込書を用意し、FAXまたはメールにて申込開始となる予定です。受付は先着順です。まのなくHPに掲載されるそうです。
10月10日(月祝)清水寺(19:30開場 20:00開演~22:00)
カツァリス、矢野玲子、深見まどか、綱場千晶、久田舜一郎、林宗一郎、東誠三 ほか
N響メンバーによる五重奏(山口裕之、大林修子、井野邉大輔、木越洋、西山真二)
カツァリスの演奏曲:ショパンピアノ協奏曲第2番(クインテットバージョン)
チケット代:10,000円(全額義援金に)
10月11日(火)元離宮二条城(18:30開場 19:00開演~21:00)
カツァリス、久田舜一郎、綱場千晶、東誠三、矢野玲子、近藤由貴、深見まどかほか
カツァリスの演奏曲:ショパンピアノ協奏曲第2番(ソロバージョン)
S:5,500円 A:4,500円
10月12日(水)京都コンサートホール(18:45開場 19:30開演~21:30)
カツァリス、東誠三、近藤由貴+京都フィルハーモニー室内合奏団
カツァリスの演奏曲:ショパンピアノ協奏曲第2番(オケバージョン)
S:5,000円 A:4,000円
清水寺と二条城のコンサートですがどのような形になるかといいますと、清水寺は、清水の舞台上にピアノを設置し、それを取り囲むように客席(パイプ椅子)を設置するそうです。二条城は、野外に仮設ステージを設置し、その前に客席(パイプ椅子)を設置するそうです。閉門・閉城後に、チケットを持っている人だけ特別入場することができ、一部ライトアップもされるそうです。
秋の紅葉の素晴らしい季節にコンサートを聴く人だけが入場でき、ライトアップされた夜景を独占しながら、カツァリスの演奏を聴くなんてなかなかいいじゃありませんか?
しかもこのチャリティーコンサート、急に決まったとのことですが、カツァリスの並々ならぬ意気込みが感じられます。
関係者もすべてボランティアだそうで、清水寺のチケットは全額義援金となるそうです。
以下関係者の方のコメントを引用いたします。
今回の事業全体が震災復興支援として取り組まれております。
清水寺の演奏会チケット料金は1万円と高額ですが、これはあくまで被災地の復興のための義援金として、京都市を通して発券手数料以外の一切の経費も引かれずにそのまま被災地に送られるお金です。
監査も入り、公的にガラス張りで行いますので、この点を購入される方々にはご理解いただきたく思っております。
本来、お寺に場所代に相当するお布施をお支払いするものを、今回はお寺様も全て被災地に送り、実行委はボランティアとして汗をかき、聴衆は義援金を出すということでコンサートを成り立たせようという演奏会です。
カツァリス氏もパリでお会いした瞬間からギャラなどいらないとはっきり言われ、こちらが逆に、外国人演奏者の連続キャンセルで日本の個人エージェントが皆倒産の危機であると説明してなだめなければならないような状況で、関わる皆が心から協力してやっている演奏会です。
というわけで、カツァリスらしい、いい話ではありませんか(まさに総統がきいたら、あっぱれと言うような)
ぜひ皆様、秋の京都に行こうではありませんか。特に9日・10日は連休中です。秋の京都に馳せ参じ、カツァリスとともにささやかながらチャリティーの応援をしましょう!
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