カテゴリー: 来日公演情報

取り急ぎ、東京・葛飾公演

日々是カツァリス2009の更新は明日以降ということで、取り急ぎ感想を。

いやー、今日の東京公演は良かったですねー。
昨年の浜離宮も管理人のカツァリスベスト公演の一つでしたが、今回もそれに近いくらい良かったですね。
神戸では、本人の調子は良さそうでしたが、ピアノを弾きにくそうにしてました。でも、今日はバッチリで、とにかくタッチがいつも以上に繊細、音色も豊かで完全にコントロールできている感じでした。
ただ、いつもの浜離宮などの室内楽専用ホールよりは少し大きいホールなので、完全にカツァリスの音の洪水の中に身をおくという感覚がなく、そこは残念でした。(私は後ろで聞いていたので) その反面いつもは聞き取りにくい細部までばっちりクリアーに聞こえたので、新しい発見も多かったです。
結果として、アンコールが3日間とも同じという、彼としては珍しい構成でしたが、なんか意図があったのかな・・・。

さて、本公演はこれで終わりですが、来週は例のTOSHIとのコラボがあります。いまいちよくわからないので管理人もスルー状態でしたが、もしかしたらちょっとおもしろいことになるかもしれません。
コラボではなく、カツァがソロで弾く曲が、いつもとはちょっと違うレパートリーで、即興的に弾くかもしれませんので、意外に楽しめるかも。(例のサイエンなんとかというものの話はどーでもよいが・・)
また追加情報が入ったらここでお知らせしますが、迷ってる方はとりあえず彼のソロ部分を聞くためにでも行くのもいいかもしれません・・・。怖いもの見たさで。
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日々是カツァリス2009 神戸公演アップ & 来年はショパン!?

10月11日の神戸公演の模様をアップしました。今回は昨年の奈良公演のレポートで大活躍のMOREさんに再度登場していただきました。MOREさんには、10月12日のマスタークラスのレポートもお願いしました。詳細は後日になりますが、乞うご期待。

本サイト 日々是カツァリス2009 はこちら

さて、今回、見事昨年の「ベト7弾いて」運動が功を奏したわけですが、(はっきりと首謀者扱いされていしまった管理人でした)で、二匹目のどじょうを狙って来年・・・です。
ご存知の通り、来年はショパン・シューマンのアニバーサリーイヤー。そのことは、カツァも十分わかっているのですが、とにかくみんなショパンを弾くので、ご存知の通り天の邪鬼なカツァ、ショパンを弾くのにドン引き状態です。で、再度皆さんのお力を。

明日しかありませんが、明日の東京公演のサイン会のあとは、ぜひ、
「来年はショパンの○○を・・・」
で、お願いいたします。
○○は、皆さん好きな曲でOK。ただし、可能性がありそうなのは、少ないのですが・・。

ソナタ3番
  本人は、もう日本で何回も弾いたと思って打ち止め状態です。でも考えてみれば、もう10年くらい前の話ですから、いまの若い人は、You Tubeでしか知らないかもしれません。だから、やっぱりソナタがききたーいと訴えるのもいいかもしれません。とくに若い女性お願いします。

ポロネーズ
  伝説のYou Tubeの英雄ポロネーズ演奏の再現を。無理だろうけど、なんとかならんかなあ。

エチュード
  何曲かは可能かも。ただし革命とかは100%ありえないでしょう。

ノクターン
  カツァ大好きだし、かつて全曲弾くという話もあったので、かなり可能性大。これをいうとかならずカツァリスは「1回のコンサートには長すぎる」というので、では前半だけでも、とか粘りましょう。

コンチェルト
  実は、来年オーストラリアで、ショパンのコンチェルト2番を弾くことが決まっているらしいのですが、本人、ものすごい嫌がっています。日本でも聞きたいと言えば、もしかしたら。。。

そんなわけで、明日、よろしくお願いします。

《業務連絡》

以前、ピアノダイニングCuisine de Musamis さんから、カツァリスのサイン入りピアノ譲渡の情報を載せましたが、一部連絡が取れない方がいらっしゃるようです。引き続き、譲渡希望される方は今一度連絡をお願いいたします。
久田幸史(ひさだ・ゆきひと)
party@piano.arrow.jp
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日々是カツァリス2009 初日福岡公演アップ

初日スタートしました。いつものように斬り込み隊長Copin姉さんが追っかけてくれます。初日からものすごい盛り上がりだったようですね。
アンコール曲はネタバレ改行しています。

本サイト 日々是カツァリス2009 はこちら
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2009年 いよいよ来日です!

さて、あと一週間ほどで、今年の来日公演です。
今年は結構ゆったりした日程です。どうも中国での公演がうまく埋まらなかったような・・。

本公演は、以下の3日間ですね。

20091009.jpg 20091011.jpg 20091013.jpg

1. 2009年10月09日(金) 19:00開演
福岡シンフォニーホール

2. 2009年10月11日(日)15:00開演 14:30開場
神戸新聞松方ホール
※翌日12日は公開マスタークラスあり

3. 2009年10月13日(火) 19:00開演
かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール

《プログラム》
ヒュッテンブレンナー:悲しみの響きによるシューベルトへの追悼/6つの変奏曲/「魔王」のワルツ
シューベルト:ヒュッテンブレンナーの主題による13に変奏曲/交響曲 第8番 「未完成」 より 第1,2楽章
ヒュッテンブレンナー:和声によるベートーベンへの追悼 
ベートーヴェン:交響曲 第7番より 第2楽章 リスト編曲/ピアノソナタ 第8番 作品2 「悲愴」

全曲がコンサートでは初披露というプログラム。
未完成はどんなトランスクリプション? ベト7の第2楽章は、リスト編曲をそのまま弾くのか? そして、満を持して、ベートーベンソナタの悲愴。(これはカツァリスにはかなり合うと思う!)
で、アンコールにはあの名曲の噂も・・・。
ああ、久しぶりにドキドキ楽しみなプロだぁ・・・。

神戸では公開のマスタークラスもあります。
10/12(月・祝)
(1)開場10:45 開演11:00 バッハ : パルティータ第3番
(2)開場12:45 開演13:00 ブラームス : ソナタ第1番第1楽章
(3)開場14:45 開演15:00 ショパン : エチュード10の1、25の5 ディティーユ : ソナタ第1番3楽章「コラールと変奏」
[全席自由]各回¥1,000、11日公演のチケット提示で各回¥500
 
それから、今年も恒例の宇都宮があります。

2000年10月17日(土) 宇都宮グランドホテル
http://www.utsunomiya-grandhotel.co.jp/web/event/top.html#s0
今年はディナーショーみたいな感じのようですが、ディナーショーとは違って、演奏の後に食事のようです・・・(笑)

で、なんとも物議をかもしているのが、これですな。

2009年10月19日(月) 新宿文化センター
TOSHI & カツァリス コラボコンサート
http://www.acinos.info/event.html

やたらいろんなところで宣伝が繰り広げられてて、その大げさな前ふりに、ちょっと笑ってしまうのですが、普段、音楽マネジメントをやらないところだから仕方ないでしょう・・・笑
さて、その内容、どうなるのか、見当もつきません。。。カツァリスがこのために何か特別なレパートリーをわざわざ披露することも考えられないですし。講演とやらで話す内容は、例の理解不能な話でしょうが・・・。
おそらく、北京のときにやったような、少し即興がかった演奏をしてくれるくらいはありそうですかね。

いずれにしても、本公演のほうの初披露曲といい、今年は回数は少ないですが、例年以上に大注目の来日です! 
絶対に見逃すな!!!!

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カツァリス、パイプオルガンに挑戦!

http://www.sanspo.com/geino/news/090819/gnj0908190503007-n1.htm

だそうです・・・。パイプオルガンとは結構なことで・・・。
新宿文化センターにパイプオルガンがあるのかという疑問は別としても、誰か間違いにが気付きそうなもんですがね。(まさかほんとに弾くのか??)
あえてこのイベントについてはノーコメントとさせていただきます。。。

さて、来日まであと1カ月ですが、ミニ情報をいくつか。

カツァリスの名盤「ショパンポロネーズ」が復刻
来年のショパンイヤーを前に、ソニークラシカルから記念CD集がでますが、その中の
2枚です。残念ながらポロネーズだけですが、まだお持ちでない方はどうぞ。
タワーレコードではこちら。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1986250&GOODS_SORT_CD=102

Piano21新譜情報
次回のリリースは、モーツァルト協奏曲Vol.6です。ただし、2、3台のピアノのための協奏曲というやつで、ちょっと買う気が。。。まだ日本での輸入の予定はないようです。
それから、未確認情報ですが、アーカイブシリーズのフレンチミュージックVol.2として、マイナーなフランス音楽を集めたものも予定しているようです。これには昨年の来日公演のアンコールでみせた、フランス映画音楽メドレーも収録の予定だとか。

You Tubeにオリジナル動画がアップされるかも?
それから、これもまだ未確認ですが、昨年の上海公演の際に録画された、中南米ものの演奏をDVDで発売する前に、(または発売せずに)You Tubeにカツァリスサイドがアップするかもしれないとのことです。賢明です。どうせ発売しても売れないと思いますので。

引き続き、東京公演の優待の告知

今年3回しかない来日公演で唯一の関東地域、かつしかでの13日の公演ですが、招へい元レガーレさんで、優待販売を行っていただけます。
先着30枚で席は選べないそうですが、5500円→3000円で販売していただけます。まだ買ってない方で迷っていた方は、ぜひどうぞ。

優待販売を希望の方は、cdt.legare@jcom.home.ne.jp までメールでお申し込みください。

公演詳細
かつしかシンフォニー モーツァルトホール
10月13日(火)19:00開演 http://www.k-mil.gr.jp/program/symphony/2009/1013.html#03

演奏曲目

ヒュッテンブレンナー
悲しみの響きによるシューベルトへの追悼
6つの変奏曲
「魔王」のワルツ

シューベルト
ヒュッテンブレンナーの主題による13に変奏曲
交響曲 第8番 「未完成」 より 第1,2楽章

ヒュッテンブレンナー
和声によるベートーベンへの追悼 

ベートーベン
交響曲 第7番より 第2楽章 リスト編曲
ピアノソナタ 第8番 作品2 「悲愴」
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チケット情報:かつしか公演優待販売のお知らせ

さて、今年3回しかない来日公演で唯一の関東地域、かつしかでの13日の公演ですが、招へい元レガーレさんで、優待販売を行っていただけます。
先着30枚で席は選べないそうですが、5500円3000円で販売していただけます。まだ買ってない方で迷っていた方は、ぜひどうぞ。

優待販売を希望の方は、cdt.legare@jcom.home.ne.jp までメールでお申し込みください。

今回、ベートーヴェンの悲愴ソナタという新しいレパートリーを開拓するカツァリスの公演、聴きものです!!

公演詳細
かつしかシンフォニー モーツァルトホール
10月13日(火)19:00開演 http://www.k-mil.gr.jp/program/symphony/2009/1013.html#03

演奏曲目

ヒュッテンブレンナー
悲しみの響きによるシューベルトへの追悼
6つの変奏曲
「魔王」のワルツ

シューベルト
ヒュッテンブレンナーの主題による13に変奏曲
交響曲 第8番 「未完成」 より 第1,2楽章

ヒュッテンブレンナー
和声によるベートーベンへの追悼 

ベートーベン
交響曲 第7番より 第2楽章 リスト編曲
ピアノソナタ 第8番 作品2 「悲愴」
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2009年来日公演:神戸公演日程変更

今年の来日公演ですが、10月12日に予定されていた、神戸・松方ホールの公演の日程が1日早くなったようです。で、当初予定の日にマスタークラスが開催されるようです。

本公演
10月11日 日曜日15時開演 5000円

マスタークラス(3回)
10月12日 それぞれ 11時、13時、15時開演
  コンサートの半券を見せれば各回500円だそうです。
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2009年来日公演:福岡・東京公演チケット発売情報

今年は3回しかない来日公演ですが、チケットの一般発売日が発表に
なっています。すでにかつしか公演などは友の会会員向けには発売済みです。

10月9日(金)アクロス福岡  一般発売:5/26(火)

10月12日(月・祝)神戸新聞松方ホール   

10月13日(火)かつしかシンフォニーヒルズ  一般発売:5/19(火)13:00

福岡公演の詳細HPには、プログラムにベートーヴェンの「月光ソナタ」が
入っています。まさか弾くわけないと思うので、間違いだとはおもいますが・・。
http://www.acros.or.jp/r_event/sponsor_detail.php?event_id=1458


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2009年来日公演プログラムへのカツァリスのメッセージ

びっくりの「ヒュッテンブレナー・プロ」ですが、カツァリスのメッセージをいただきました。

私は2009年10月の日本のツアーのためのプログラムを想像しながら音楽的なリサーチをしました。
そして前回の日本ツアーで皆さんから多くリクエストをいただいた(日本での通称)ベト7を演奏することを考えてプログラムを考えました。
ベートーヴェンの交響曲第7番の第2楽章のようなとても有名な曲とその関連する曲から成り立つとても素晴らしいプログラムです。
タイトルは「ウィーンのコネクション」か「ウィーンの友情」がいいと思います。
ベートーヴェンは1797-1798の間に 「悲愴」を完成させました。そして、そのベートーヴェンが
亡くなる1週間前にたった1度だけ会うことができたシューベルトは1797年に生まれました。
アンセルメ・ヒュッテンブレンナーはベートーヴェンとシューベルトの両方の友人で、彼は二人の死を見守り
二人のための追悼曲を作りました。
ヒュッテンブレンナーの主題はシューベルトによって13の変奏曲にされ、その主題はヒュッテンブレンナーの弦楽四重奏曲第1番作品3の第3楽章でした。
驚くべきことは、このヒュッテンブレンナーの主題は ベト7の第2楽章を思い出させる曲なのです。
ヒュッテンブレンナーはその作品の中で最も興味深い作品としてシューベルトの最も有名な歌曲「魔王」をワルツに書き上げました。その6つの変奏曲はまさにシューベルトを思わせるものです。
最後にシューベルトは「未完成」のオリジナル譜面をヒュッテンブレンナーに託したのでした。
ヒュッテンブレンナーは1965年12月にウィーンで初演を行うために ヨハン・ヘルベックにこのオリジナル楽譜を渡したのです。
同時にヒュッテンブレンナーは「未完成」をピアノデュオにアレンジをしています。
私は今回のプログラムにこのデュオの曲をソロで演奏するようにアレンジしたものをくわえました。
すべてを暗譜できるかというと 少し難しいこともあるのではあるが、ベト7もどの編曲を演奏しようかと考えているところです。

ということで、未完成はどうもカツァリスの改編のようですね。。ベト7はリスト編曲でないものを弾こうとしているようですが、これはカツァリスが昨年言ってた事ですが、どうも彼はリスト編曲をいま弾くのはテルデックに気兼ねするらしいのです。そんなことはどうでもいいと思うのですが、これをPIANO21で発売しようとすると申し訳ないと思うようです。で、結局去年話したときもその問題は解決していないので、やはり本当に弾くのかどうか不安です。。
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