「日々是カツァリス2008」名古屋編アップと新譜2枚国内発売

いよいよNewレパートリーのお披露目となった名古屋公演の模様を
「日々是カツァリス2008」で更新しています。

それから、ヨーロッパで発売になった、モーツァルト協奏曲集Vol.5と、
編曲集「ピアノラリティーズ」の発売は来月のようです。
(タワーレコードでは11月13日ですが、HMVでは、11月末と一旦発表
されています)
ただ、モツは、今回の来日公演で発売されているようですが、連日
会場ではすぐ売り切れているようですので、お早めに。

http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1877657&GOODS_SORT_CD=102

http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1877660&GOODS_SORT_CD=102
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いよいよ来日です!

いよいよ今週末から来日公演スタートです。
カツァリスさんは本日無事来日し、インタビューなどをこなし、ら鹿児島へむかいます。
今回は1ヶ月近くの長丁場で、全国北は青森から南は鹿児島までまさに全国縦断
ですが、Copinさん&マーブルさんのお二人で、今年も「日々是カツァリス2008」
ーナー作りました。できるだけタイムリーにアップしますので、乞うご期待!
なお管理人は、名古屋公演と神戸公演に参戦します。カツァリス信者の皆様に2年
ぶりにお会いできるのを楽しみにしています。!
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YOU TUBEにまたもや新映像

最近はちょっと目新しいものがでると、すぐにYOU TUBEにアップされますが、
またでました。今回は7月にバイロイトであったコンサートからリストのチャルダシュ
の映像です。

明らかにハンディでの隠し撮りっぽいですが、スタイングリューバーのロゴが
でていたり、カメラが複数台あってスイッチングしているところをみるとなにか
公式に作ったものなのでしょうか。
しかし、このチャルダシュは、また最近アレンジされてやりたい放題になって
きてますなあ。
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北京での即興演奏がグーグル動画にも

先日お知らせした、北京でのカツァリスの即興演奏の模様が
Google動画にもアップされていますので、保存したい方はどうぞ。

http://video.google.com/videoplay?docid=-4800458220495374370&ei=vCHZSPK4DafYqAPMtYiuAg&q=cyprien+katsaris

ただし、この動画は、例の中国のサイトをカツァリスに私が教えて
あげてから、どうもその画面キャプチャーして、事務所がアップした
ようですので、画質はかなり悪いです。

最近はアーティストも公認のもとYou Tubeとかを意図的に宣伝
に使うケースが多いですけど、カツァリスもですかね。彼らしく
ないですけど。。。
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PIANO21から2枚の新譜情報

いつも、次は何を出すと、言うだけで結局は発売されないカツァリスの新譜
ですが、ようやくほぼ1年ぶりに新譜が2枚発売されます。

piano_rarities.jpg

まず、これぞカツァリスという「編曲もの」。
題して「ピアノ ラリティーズ」Vol.1 トランスクリプション
収録されているほとんどが、世界初録音という編曲ものばかりで、特徴的
なのが、うちほとんどが K ペンソンという人が編曲したものです。
このペンソンという人、パリ大学で物理学を教えている教授らしいのですが、
トランスクリプションを大量に書いているらしく、カツァリスに何曲も提供して
いうようです。今回日本で演奏するマーラーの「アダージェット」も彼の作品
です。いったいどんな作品なのか・・・。

Mozart_concerto_5.jpg

それから、2枚目は、いまだ進行中のモーツァルト協奏曲のVol.5です。
今回は、第6、14,15番の3曲が収録された1枚です。例によって、カデンツァを
いじり倒しているのでしょうが、詳細はわかりません。

これら2枚は来週くらいにヨーロッパで発売されるようですが、東京エムプラス
経由で日本に入ってくるのはいつになるのでしょうか・・。
また、ちょっと前に噂になっていた、カツァリスのチャイコフスキーコンクールの
ライブというのは本当に発売予定に入っているのですが、いつ発売されるかは
未定です。(当のカツァリス本人はすでに発売されたと思っているが・・・)
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北京ピアノガラ詳細情報(動画リンクあり)

例の北京で行われたピアノガラですが、無事に終わったようです。
なんとこのコンサート下記のリンクから動画で見ることができます。

http://www.chncpa.org/n16/n2279/n2309/1135383.html

カツァリスは20分過ぎくらいからでてきます。
1.いろんなメロディーの即興演奏
2.ゴッドシャルク バンジョー

即興演奏は例によって、第九とかタンホイザーとか彼のいままでの
即興フレーズ集をかきあつめてきて、中国のメロディーをちりばめた
大サービスバージョンです。中国のメロディーを弾くときの会場の
盛り上がりと、彼の「どや顔」は見ものです。

その他現地関係者によれば・・・
・カツァリスはランランをきにいっていた(会場でもやはりランランは一番人気)
・ランランはユンディリが嫌いなのでリは呼ばれなかった(どっちでもいいが)
・カツァリスはソロはファツィオリ、10人コンチェルトはベーゼンドルファーを弾いた(珍しい)
・カツァリスは他のピアニストとほとんど話さず、譜めくりをやっていた中央音楽学院の
中学生や高校生ばかりと話していた(いつものことだな・・・)

とにかく無事に終わってよかったです。次は、日本で待ってるぞ!
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北京ピアノガラを前に(フランスのTVから) 

さて、世の中、オリンピック一色で、例のカツァリスも出演する北京のピアノガラも
いよいよ近づいてきました。今回フランスのTVでそれを前にインタビューされている
映像がありますので、紹介します。結構、突っ込みどころ満載です。
なお、英語版とフランス語版があるらしく、微妙に内容が違うらしいです。

まず番組冒頭、結構大げさに紹介され、「マジックフィンガー」などとおだてられてます。
で、北京のコンサート名は、「A Night for Piano」というらしいですが、当然、その話からです。

カツァリスいわく
・中国文化省から世界中のピアニストが10人招待された
・とても特別なコンサートで、オリンピックの最中に新しくできるオペラハウスでやる。
・そのオペラハウスは3億ドル、8年の歳月をかけてフランス人の建築家が作った

ちょっとプチ自慢入っています。彼とすれば、このような招待がいたくご機嫌なのです。
あえて突っ込みますが、10人の中にランランがいるのは当然ですが(捏造でブーイング
の嵐の開会式でも大活躍・・)、他にスターって・・・? 裏話すれば、ポリーニとかのビッグ
ネームにすべて断られて挙句がこのメンバーなのだが、最初のオファーで喜んで受けた
のが、カツァリスくらいなのが物悲しい・・。(でもギャラはいいからな)

で、コンサートの内容は
・各自10分の持ち時間でソロ。
・最後に10人全員とオーケストラで新作のコンチェルト。

カツァリスは自作を弾くという気合の入れようですが、さすがにコンチェルトではどん
な曲なのか、わからず苦笑いです。実際は、一人10分などではなく、明らかに
個人差あるようですが・・。

さてここからがさすがおフランスのTV局。どこかの国と違うぞ。
いきなりインタビュアーが「スピルバーグがボイコットしたりしていますが、あなたは
そのようなところへ行って演奏するのに何も感じないのか」という超ストレートな
ツッコミ!

カツァリスいわく
・まったく問題は感じない
・意見が違う人に対しては(つまり中国に対して)はコミュニケーションが重要
・ボイコットというのは世の中に対してそこで起きている問題へ注目をひくという点で
一定の評価はするが、個人的には賛成しない。
・だから私は中国に行ってコミュニケーションをとるために、そこ行くことは大いに
名誉におもっています。

インタビューははっきりと人権問題にふれているのですが、それに対する、カツァリ
ス先生の答えは、優等生的なものの、「自分が行って説得してくる」的なニュアンス
に聞こえます。そうですか、カツァリス先生、がんばってください。。。

それからは、昨年10月に行った上海でのコンサートの話。
・中国でとくにヨーロッパのピアニストが、中南米プロのコンサートを行ったのははじめて。

そりゃそうだとおもいますよ。あんなプログラム。。。
で、そのとき収録されたビデオの一部が流れる。ただしこれは、演奏会収録でなく、
その後で収録したものらしい。PIANO21からリリースしたいんだとか。
曲はロドリゲス作曲カツァリス編のラ・クンパルシータです。

で、ふたたび中国の話。ランランはすばらしいピアニストですねという振りに対して、
スーパースターだと認めたうえで、
・中国には、4000-5000万人のピアノ人口がいるらしい
・しかし、自分がマスタークラスで教えた限りでも、少なくともランランと同等かそれ
以上にうまいピアニストがいるが、それでもやっていけないくらいの難しいマーケット

2つ目のトピックの聞き取りはちょっと自信ありません・・。

それからは、
・自分がカメルーンでピアノをはじめたときの話
・1999年にショパンの没記念日にカーネギーホールで演奏した話(東京から直行して
すぐ演奏したことや、自分の誕生日にチャイコフスキーがカーネギホールで演奏してた
ことがわかったことなど)

など、つらつら話して終了。

その後の特集が、アメリカの選手団が、中国へ食材持参で乗り込むという特集。
考えようによってはこれもチクリと皮肉ってるのかと思えなくもない内容。

で、Copinさんによれば、フランス語版はもっとボイコット問題に時間を割いてるよう
で、さすがフランスですなあと。あらためて思った次第。

この北京でのコンサートはTVで中継されるそうです。
どうにかしてみてみたいですなあ。
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