EMIシューベルト小品集ひっそりとCD化・・・

1970年代に発売されていたEMIからのシューベルト小品集ですが、
これまで一部のみオムニバスアルバムでCD化されていましたが、
このたび全曲がめでたくCD化されています。

しかーし・・・

なんと、シューベルト・コレクターズ・エディションというCD50枚組
の中の1枚です・・・。(こいつです。
shubert edition

結構手に入りにくく、あちこち探しましたが、国内通販ではすでに売り
きれのところが多く、海外のオンラインショップに頼むしかありませんでした。
まあ、1枚のために、50枚組のCDを買う必要もありませんかね。

演奏は、とにかく「わかーい」の一言。いまのカツァリスを知っていたら
楽しめるかもしれないが、これだけ聞いてもちょっと変わった元気のいい
演奏という印象。その後EMIから出したハンガリア幻想曲などと比べて
もかなり見劣りする水準。
同じEMI系ピアニストのツァハリアスと間違われていたころの思い出・・・。
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カツァリス 2006日本公演 NHK BS再放送(08年1月9日)

以前放送された、2006年10月浜離宮での来日公演の模様がNHK-BSで来年1月9日に再放送されます。
内容は以前とまったく同じなのでつまらんです・・・。

http://www.nhk.or.jp/bsclassic/bscc/2008-01/bscc-2008-01-09.html

以前、このときの映像をPIANO21からDVDにしたいとカツァは言っていましたが、どうなっているのでしょうかね。(いつものように言いっぱなしだとおもうが・・)
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グリーグ協奏曲 日本発売

どうやら、アーカイブスシリーズのグリーグ協奏曲の発売が早まったようで、突然おくられてきました・・。

今回のグリーグのコンチェルトはもちろん初出音源なのですが、正直いって音質はちょっと悪いです。FM音源だとおもいますが、前回のラフマニノフ3番のほうが格段によいですね。
カップリングの朝や叙情小曲集などは、ライブですが、予想通り1986年ベルゲン音楽祭ライブでした。予想外に音質がよくて個人的にもっているFM音源よりもかなりクリアに入っています。これはおすすめ。
ちょっと不思議なのは、この音源「Courtesy Teldec Clasics」と書いてあるんですよね。ということは、もともとテルデックの倉庫でお蔵入りになっていた音源???

グリーグ:
・ピアノ協奏曲イ短調 op.16
・『ペール・ギュント』~朝
・練習曲~ショパンへの頌歌 op.73-5
・抒情小曲集より(18曲)

購入は以下でどうぞ。ただし、マルチバイで購入しないとちと高い・・。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2654268
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カツァ スカルラッティを弾く・・・・(DVD発売) & グリーグ協奏曲日本発売

ちょっと前に、カツァがスカルラッティに興味があると書きましたが、
さっそく動きがありました。

12月4日に発売されるこのDVD
ScarlattiDVD.gif

よくわかりませんが、d’Ambricourt(ダンブリクールと読むのか?)
というフランスのハープシコード奏者のDVDです。
この人が作成したスカルラッティ特集のDVDにカツァがゲスト出演して、
スカルラッティを弾いています。
何を弾いているのやら、どんなDVDなのかさっぱりわかりませんが、
出演の経緯は、このダンブリクールがカツァの友達だそうで・・・。

ボーナス出たら、取り寄せようと思いますがね・・・。これはさすがに
日本では発売されないでしょう。。。

それから、前にお知らせした、グリーグのコンチェルトの日本発売は
1月31日だそうです。(HMVではこちら

意外にみなさん予約してくれてるようで、フレンチミュージックVol2は、
HMVの予約ランキング入りしてますぜ! 7位です。
しかし、1位のイヨルクデームスのシューマン独奏曲集13枚で
1962円ってのは、ついつい買うわな・・。
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PIANO21 新譜情報 グリーグ協奏曲

新しい Distributor に変わって新譜発売も順調なようですが、
今回は、来日時にも予告していた、グリーグピアノ協奏曲のリリースです。
griegconcerto.gif

ラフマニノフ3番と同じ指揮者、オケとの共演です。時期は
わかりませんが、おそらく同様に70年代後半くらいかと思います。
協奏曲1曲だけでは短いので、叙情小曲集とのカップリングでしょう。
音源はおそらく1980年代のベルゲンライブでしょうか。
日本で発売になるのは、早くて1ヵ月後か2ヵ月後? 来年になるかも?
いまユーロがびっくりするくらい高いので、個人で取り寄せるのはがまんします。

そろそろ ディスコグラフィーのほうもアップデートしなければ。。。
(ほかにも、いろいろホッタラカシ・・・)
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フレンチミュージック 日本発売

だいぶ前に発売されていた「フレンチミュージック」が日本でも発売になります。
ちょっとややこしいのですが、既発売の『フレンチ・リサイタルVol.1』の拡大盤の2枚組です。
前のフレンチリサイタルに収録されていたものは今回全部入っています。新たに収録された曲は以下のとおりです。

ラモー:ひとつ目の巨人、ロンド形式によるタンブリン
モンテクレール:ミュゼット
デマレ:リゴードン
リュリ:メヌエット、ブーレ、パヴァーヌ、ガヴォットとロンド
ドビュッシー:6つの古代の墓碑銘、サラバンド
ラヴェル:道化師の朝の歌
ペチ:バガテル
サティ:グノシエンヌ第1番、『ばら十字教団の鐘の音』より~第3曲大僧院長の歌

また、上記のほかに、リュリのガヴォット、ラモーのタンブランはライブバージョンで2種類収録されています。(そのうち1種類は既出の名古屋ライブ)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2648272

P21024-A_Cover.jpg

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またまたカツァリスの最新情報(ちょっと怪しい編)

最近カツァおじさんが言ってるらしいことです・・。

・上海でスカルラッティを弾こうとして主催者(?)に断られた。なんでスカルラッティの良さ分かってくれないんだ! (そういう問題ではないと思うが・・)
・来年からはオールロシアものプログラムを弾きたい (結構信憑性あり。来年はこれもって来日公演か?)
・2011年のショパン・シューマン記念年にむけて大きなプロジェクトが進行中(ショパン全集再開とか? なわけないか)
・2010年にはショパンのエチュードを弾く(その前にノクターンはどうなったの?)
・リストの新しいレパートリーを準備中(何年も前から言ってるよ・・・)

ご存知だと思いますが、来週には言うことが変わっていても不思議ではありませんので悪しからず・・。
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カツァリス ミニ情報

カツァリスの近況を簡単に。
一言で言えば、相変わらずです・・・。

最近のリサイタルのプログラムは下のようなものです。
来月6日のザグレブです。

 R. Schumann: Arabesque in C op. 18
 F. Schubert: Sonata in B D. 960
 F. Liszt: Csardas obstiné (arranged by C. Katsaris)
 F. Liszt: Bénédiction de Dieu dans la solitude (from Harmonies poétiques et religieuses)
 F. Chopin: Waltz in A minor op. 34 no. 2
 F. Chopin: Nocturne in E Flat op. 9 no. 2
 F. Chopin: Fantaisie-impromptu in C sharp minor op. 66
 F. Chopin: Berceuse in D flat op. 57
 J. S. Bach: Prelude in B minor
 J. S. Bach: Prelude no. 5 in E minor BWV 855a (from Little Notebook for Wilhelm Friedemann Bach, transcribed by A. I. Ziloti)
 J. S. Bach: Toccata and Fugue for organ in D minor (arranged by C. Katsaris

見事なくらいの変わり映えしないレパートリーです・・。
ただ、かなり長いですよ、これ・・・。

コンチェルトは来年にかけて、こんな感じ。
 リスト2番
 シューベルトリスト さすらい人幻想曲
 ベートーヴェン3番
 ラヴェル (これはちょっと久しぶり)

ちょっとおもしろそうなのは、2月にロシアで、アレクサンドル・ギンジンなど4人のピアニストと競演するようです。ピアノ4台ならべてみんなで弾きまくるのでしょうか・・。

ただいまサイト改造中です。。
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2006カツァリス日本公演 NHKFMでオンエア

テレビではすでにほとんどがオンエアされましたが、
NHKFMでもオンエアされます。
曲目はまだわかりませんが、テレビでは放送されなかったアンコール曲
が聞ければいいなと・・・。

10月9日(火)後7:30〜9:10 NHK FM
シプリアンカツァリス コンサート
2006年10月14日 浜離宮朝日ホール

どなたか、高音質で録音できる自信がある方いませんか?
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2008年度カツァリス来日情報!!

一部雑誌でも発表されていますが、2008年カツァリス来日予定の詳細が決まりました。
今回から、前の2回お世話になった、日響さんではなく、レガーレさんというところに招聘事務所が変わります。

2008年10月
14日 北西ドイツフィルと共演 オペラシティホール
18,19日 PACオーケストラ と共演 兵庫県立芸術文化センター
23日 平塚市民会館
26日 秋篠音楽堂
28日 浜離宮朝日ホール
31日 愛知県立芸術劇場
11月1日 兵庫県立芸術文化センター

以上が決定しています。
そのほかに数箇所検討中のようです。

また、2回の公開レッスンと 2日間のコンクールの審査員長(!)が決まっています。

スケジュールとしては、10月7日来日、11月2日離日という久しぶりの長期滞在です!! 
レガーレサン、グッジョブ!!

特にコンチェルトは98年以来、10年ぶりです。プログラムは新しいものをやってほしいなあ・・。
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