いよいよ今年2015年のツアー最終日です。ラストは名古屋しらかわホールです。
何回も今回と同じ東海テレビさん主催で名古屋でコンサートをしているカツァリスですが、
意外なことにしらかわホールには初登場。
実は今回このしらかわホールでは、主催者の東海テレビさんからの依頼で、昔のカツァリスの資料を貸し出してまして、それがロビーに展示されておりましたw
送ったものは、これまでの来日コンサートのパンフレット(ほぼすべて)、昔の写真が使われているLP、昔の雑誌記事なのですが、
当日は中から東海テレビさんが選んだ一部のものだけ展示されていました。また来年も同じ企画があるかもしれません。
それでは箇条書きで感想を。
《開演前》
・ 何気にしらかわホール初登場、おめ!
・ ロビーでは上のような展示。はじめて家ではガラクタ扱いされているものが陽の目を!
・ カツァリスお薦めのマロンスイーツってw
・ カツァリスサイン入りのプリザーブドフラワーも売ってた。(買ってもうた。激しく後悔)
《前半》
・ 恒例、即興演奏からスタート。若干長め?
・ ラフP2(長め)、モルダウ、赤とんぼなど順番と味付けが若干変わってるけどいつものやつ。
・ お、今日明らかにちょっと調子いいぞ
・ モーツァルトソナタ、逗子、浜離宮に比べて明らかにカツァ風味に崩してきてるw
・ かなり内声エグッてきてるw
・ 何回も言うけど、ブラームス、美しいけど、楽譜めくりはなんとかならんのか。
《休憩中》
・ モンシュシュの特製マロンスイーツを食ってみる。まあマロンクレープだな。
《後半》
・ ショパンマズルカ2曲、相変わらず調子いいぞ
・ ショパンノクターン、ワルツ。ああ、やっぱカツァリスのワルツはええのう。全曲やってくれんかのう。
・ 今年一番心配だったバラード2番も、最後まで嫌がらずに弾いてくれたw
・ ワーグナーローエングリンの2曲(リスト編)、やっぱ究極に美しい。ほんとにリスト編の妙技。
・ 他の編曲ものでもそうなのだが当時家庭用としてリストがあえて音を少なくして編曲したであろうことが結果的に曲のプロポーションを崩していなくてよい。(だから自分で編曲するとあの男は弾けるから詰め込みすぎるんだよなあw)
・ ワルキューレ。対照的に、ここまでやるかという編曲。こういうのをコンサートの最後にもってくると、全部これの印象でおわっちまうよ。あーもう結局これかよ!って。(この感覚嫌いではない)
《アンコール》
・ 1曲目、ピンクパンサー。笑いが聞こえる客席にしっかりパフォーマンス。でもこれ弾くときの音なんともいい音だよね。
・ ちなみに私の世代はこの曲を聞くとこれを思い出すのだがw
・ 2曲目、チャイコ四季より10月。いつもこの時期の来日でのアンコール定番だったけど今年はこれが初披露。
・ この曲よほど好きらしく、自分で感動して弾いた後泣くこともあるのだが、この日も舞台をはけるときに手で目を。。。
・ 3曲目、ブラームス子守唄(ムーア・カツァリス編)。途中までムーア編のかわいらしい曲が途中からおどろおどろしいカツァ編の曲に・・・涙。
・ これ別の意味の子守唄では???と思いながら、終わったあとにご陽気に「オヤスミナサーイ」爆笑終了。
《まとめ》
・ 最終日はホール、ピアノのコンディションともによく、今年のツアーではこの日が一番の出来。
・ 本人もゴキゲンで何より!
・ やはり本人曰く、ピアノは今日のが一番よかったと。一番悪かったのは、まああの日だそうで。
・ 東京までの帰り、一緒に帰るべく拉致られる・・・。
明日は、その他情報もあわせて最終まとめ回!
コメント