みなさまご存知の通り、カツァリスといえば、キワモノピアニスト街道まっしぐらで、よほどのスキモノでないと知らないという知名度です。
過去に何度かバブル人気もありましたが、それも20年以上も前。。。
もはや、我々も日陰者として生きるのに慣れっ子な最近です。
昨年など、NHK音楽祭にてN響と共演しただけで、久々のメジャー感いっぱいで、その場ではまるで学芸会の主役を演じるわが子を見るような目で見たもんです。(あくまで想像)
そんな「ど」マイナー路線のカツァリスがなぜか困ったことに、予想外の扱いに。。。
この秋、カツァリスはなんと今年3回目の来日を果たし、名古屋の東海テレビ主催の演奏会を行うのですが、これは東海テレビ開局55周年記念と銘打つ「スーパークラシックコンサート」の一環なのです。
これだけなら、よくある地方都市の音楽祭シリーズなので、そんなに驚きませんが、ラインナップの並びです。
佐渡裕指揮のBBCフィルは辻井君をゲストに迎え、超ド級メインディッシュにティーレマン指揮ウィーン・フィルに、フォルクスウォーパーのオケ。それでカツァリス。。。
ええええ、そんな並びに入れていいの? 4公演しかないっすよ?
辻井君と題名のおっさんに、天下のウィーンフィル、新年ウィンナワルツ、で、カツァリス??? いいんすか???
いやーもう、誰も知らないでしょ、カツァリスなんて、写真も載ってないんじゃない? と思ったら、卒倒しそうチラシでした。。。
いやいやいや、前に出すぎっしょ!
ど真ん中、題名のおっさんとティーレマン従えて、堂々たるセンターじゃないっすか?
こんな扱い、正直言って、こそばいです。。。
辻井君とウィーンフィル目当てに、通し券を買った人、どうぞ、「誰やねん、コイツ」とはつぶやかず、お気軽にお越しください。
どうぞご勘弁ください。。。
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