Concert : 2008年来日公演データ
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2020-21年 / 2022年 / 2023年
2008年10月 |
~天才ピアニスト カツァリスの新発見~ |
10月10日 |
霧島 みやまコンセール
(マスタークラス) |
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《Aプロ》
アギラール(ペルー):6つのインカの前奏曲より1,2,3,4番
セルヴァンテス(キューバ):ソレダート(孤独)、アディオス ア キューバ
ヴィラ=ロボス(ブラジル):ブラジル風バッハ 第4番より「アリア」、ショーロス 第5番「ブラジルの魂」
ナザレ:情熱的なくちづけ、7日9日(独立記念日)、がんばれカヴァキーニョ
ジナステラ(アルゼンチン):ア ルゼンチン舞曲集op.2-2 粋な娘の踊り
ピアソラ(アルゼンチン):ラ・ミスマ・ペナ、天使のミロンガ、グアルディア・ヌエバ
ポンセ(メキシコ):間奏曲
R.M.カンポス編(メキシコ民謡):ラ・パロマ(鳩)
ゴメス(メキシコ):メキシコ風のテーマによる変奏曲(カツァリス編)
小山 清茂(日本):かごめ変奏曲
ゴットシャルク(アメリカ):風刺
エルガー(イギリス):威風堂々
ラヴェル(フランス):亡き王女のためのパヴァーヌ
ドヴォルザーク(チェコ):スラヴ舞曲op.72.2(カツァリス編)
ブラームス(ドイツ・ハンガリー):ハンガリー舞曲 第11番
マーラー(オーストリア):「交響曲第5番嬰ハ短調」よりアダージェット(ベンソン編)
J.シュトラウスⅡ(オーストリア):美しき青きドナウ(シュッツ編)
《Bプロ》
モーツァルト:幻想曲ハ短調K.396 / 幻想曲ニ短調K.397
ハイドン:ピアノソナタ 第35番 ハ長調
シューベルト:レントラー舞曲から
後半はAプロ かごめ変奏曲からと同じ
《Cプロ》
シューベルト:ドイツ舞曲と2つのレントラー D.618(岡原慎也氏と連弾)
シューベルト:軍隊行進曲 D.733 第1番(岡原慎也氏と連弾)
シューベルト:ピアノソナタ第21番D.960
《霧島公演・六ヶ所村公演》
モーツァルト:幻想曲ハ短調K.396 / 幻想曲ニ短調K.397
ハイドン:ピアノソナタ 第35番 ハ長調
シューベルト:レントラー舞曲から
シューベルト:ピアノソナタ第21番D.960
《奈良公演》
ショパン:プレリュード op.28-20,15(雨だれ)/ ワルツ op.34-2,op.64-2 / ノクターン op.9-2,嬰ハ短調
ショパン:ラルゴ チェロソナタよりop.65(A.コルトー編曲)/ マズルカ op.33-4,op.67-4 / 幻想即興曲 op.66 /子守唄 op.57
シューベルト:ピアノソナタ第21番D.960
《PACオケ第19回定期演奏会》
リスト(バーマイスター編):ハンガリー狂詩曲第5番
シューベルト(リスト編):さすらい人幻想曲
ケン・シェ指揮兵庫芸術文化センター管弦楽団
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10月11日 |
霧島 みやまコンセール |
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10月13日 |
愛知県芸術劇場コンサートホール |
A |
10月17,18,19日 |
兵庫県立芸術文化センター
(PACオーケストラ) |
協 |
10月23日 |
平塚市中央公民館大ホール |
B |
10月25日 |
フィリピン大使公邸
チャリティーコンサート |
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10月26日 |
六ヶ所村文化交流プラザスワニー |
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10月27日 |
浜離宮朝日ホール |
C |
10月28日 |
浜離宮朝日ホール |
A |
10月30日 |
奈良 秋篠音楽堂
(マスタークラス) |
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10月31日 |
奈良 秋篠音楽堂 |
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11月1日 |
兵庫県立芸術文化センター |
A |
この2008年から現在の招聘元レガーレに変わっての来日公演メインプロは、前半が中南米もの、後半がヨーロッパものという、いわゆる「世界音楽めぐり」プロ。この時期かなり中南米ものにはまっていたカツァリス、ときにはオール中南米プロなどもやり、2007年の上海公演はDVDになっている。なおこの世界音楽めぐり的なプロジェクトはカツァリスの大好物で、その後2010年にPIANO21から「ヴォヤージュ Vol.1 (旅のアルバム)ヨーロッパ」を発売したりしている。
この年の来日公演は、ほぼ1ヶ月にもわたる長期間で、この世界音楽プロのほかにも、久しぶりとなったシューベルトのソナタD960を中心としたプログラムなどを披露し、充実した全国ツーとなった。
最終日の兵庫芸文で演奏したブラームスハンガリー舞曲11番は2010年に発売された「Voyage旅のアルバムVol.1」に収録され、アンコールで演奏したフランス映画音楽メドレーも2011年に発売されたPIANO21「ピアノ・レアリティーズ Vol.2 ~フランスの作曲家~」に「枯葉の主題による即興曲」として収録された。
さらに、兵庫では、PACオケの定期演奏会に出演し、1985年のN響以来の久しぶりの披露となる、シューベルトリストのさすらい人幻想曲や、これが日本で初披露となる最近のレパートリー、リストハンガリー狂詩曲5番(バーマイスター編曲)などを演奏した。
なお、この年からヤマハの全面バックアップ体制のもと、新製品のヤマハCFXがカツァリスチョイスにて用意され、特に万全の状態で浜離宮に持ち込まれるという浜離宮聖地化の始まりの年となった。
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