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1998年11月 | グリーグ・シューマンの地味系プログラム。テーマは「ノクターンと幻想曲」なのだが・・・。 | |||||
11月8日 | 東京芸術劇場(日フィル共演) | 日フィル演奏会 ウェーバー交響曲第2番 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 (高関健 指揮) グリーグ 叙情小曲集より |
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11月9日 | 大阪 いずみホール | |||||
11月10日 | 名古屋 電気文化会館コンサートホール | |||||
11月14日 | アミュー立川大ホール | |||||
11月15・17日 | 津田ホール | |||||
11月21日 | 豊橋 小坂井町フロイデンホール | |||||
11月22日 | 草津文化芸術会館 | |||||
プログラムとしては、非常によく考えられたものだった。得意のグリーグ叙情小曲集に始まり、そのグリーグが「ショパンに捧げた曲」からショパンのノクターン。そのノクターンの変奏曲でシューマンへつなぎ、ショパン幻想曲の後にメインのシューマン幻想曲。流れるような構成なのだが。出来はイマイチ。音色はいいが、どことなく迷いが感じられ、いつもの思い切りがない。特にシューマンの幻想曲は、どうも彼にあわないのではないか。その後、弾いている様子もないし。一番良かったのは、アンコールのタイスの瞑想曲。ピアノ演奏でも十分魅力的。日フィルとのコンチェルトは珍しくやくモーツァルトのメジャーな20番。期待通りの個性的なカデンツァ。
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