来日公演情報: 2/17宝塚、2/24貝塚公演チケット発売情報

来年の関西2公演のチケット発売情報

2019年2月17日(日)
宝塚ベガ・ホール
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/kanko/event/1000041/1027339/1027350/1027382.html
友の会 ネット・電話: 10月26日(金)
窓口: 10月27日(土)
一般: 11月2日(金)

2019年2月24日(日)
貝塚市民文化会館(コスモスシアター)大ホール
【開 場】13:30 【開 演】14:00
全席指定(当日¥500増)
一般 ¥4,000 / 友の会¥3,500
小・中学生 ¥1,000
一般10月13日(土)
友の会10月6日(土)
(Pコード:129174 / Lコード:54293)
チケット取扱い:コスモスシアターチケットカウンター 072-423-2442 / ホームページからも購入可能 http://cosmostheater.or.jp
チケットぴあ 0570(02)9999 / ローソンチケット 0570(000)777 / CNプレイガイド 0570(08)9999
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日々是カツァリス2018: 7月17日横浜みなとみらい公演

 さて、はじまりました、2018年のカツァリス来日公演。

 なんと今年から来年にかけ、7月、9-10月、2月と3回も来日し、ちょこちょことコンサートをやってくれます。
 しかも、同じフレンチプログラムで(笑) (全国日程はこちら)

 このフレンチプログラムは、前々から、本人もやりたいやりたいといってたものなんですが、メインを謝肉祭にしてくるとは思わなかったので意外でした。ただし、前半のドビュッシー、ラヴェルは想定どおりでしたが・・・。

 フレンチプロといえば、NHKFMでもサントリーホール公演が放送され、名古屋公演は一部CDにも収録されている1988年の来日公演が記憶に残ってます。しかし、昔からのファンはよく知ってると思いますが、カツァリスは国籍はフランスですが、フランス人としてのアイデンティーはほぼなく、ほとんどギリシャ人(しかもキプロス系)なわけで、フランス物を得意なレパートリーにしていたという時代はありません。この1988年の公演が本格的にはじめて取り組んだフランス物だったと記憶しています。余談ですが、デビュー当時から、シューベルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、モーツァルトと独墺系ばかり弾いていた人なので、フランス人=フランス作曲家弾きみたいなイメージで語られがちだった昔はかなり変人扱いされていました。(まあ変人扱いの理由はそれだけではありませんでしたが・・・笑)

 では今回のプログラムです。
20180717yokohamaS.jpg

ちょっと今回は1988年プロとは趣が違います。バロックから始まるのだけ同じ。

まずバロック時代から、フォルクレとリュリ。フォルクレは今回が初めて弾くはず、リュリはおなじみガヴォットではなく編曲物とパヴァーヌ。そこから、パヴァーヌ縛りでラヴェル、フォーレと続いて、次はシシリエンヌ縛り(笑)でフォーレ、プーランク、そして月の光縛りでフォーレからドビュッシーと、なんとも統一感あるようなないような、テーマ性あるようなないような(笑)。

これはよくカツァリスがやるプログラミングなんですが、同じテーマとか曲名で違う作曲家をならべるという・・・きっとカツァリスとしては「どうだ、考えてるぜ~ヘッヘッヘ」感いっぱいなんだと思いますが、実際聞いてるほうとしてはふーん、くらいという・・・(笑)

まあ、前半の感想としては、「まあいいんじゃない?」でしょうか。。。
細かく聞くと、バロックものでのチェンバロ風の響きとかやっぱカツァリスらしくていいなと思うところもあるのだけど、とにかく地味で長い・・・。もし、これからの公演に予定があって、前半間に合わないので行こうか迷ってる人がいたら、

「前半聞かなくてOKっす、後半勝負で!」といえますな。

その他、ボニスは以前、室内楽でやってたりしたけど、ソロは初、ドビュッシーは月の光以外初めてだったりとか、ですかね。

 で、後半、なぜかカルメンの前に知らないエクスターズって曲から始めたりして、相変わらずよく分からんわ(笑)
カルメンはカツァリス編曲。PIANO21のCD「111ピアノヒッツ」に収録されていたハバネラは、カツァリス編曲ではなかったので、それも含めてこれは初公開。編曲自体は、カルメン、闘牛牛の歌で、パラフレーズとは言わないまでも、単純な編曲ではない味付けをしてて面白かったですな。

 メインは謝肉祭。意外にも、このまま小品プロで終わらせるかと思いきや、ガッツリしたものを最後にもってきてようやくプログラムとしては収まりがいいものに。事前に編曲者は発表されていなかったので、まさかのカツァリス本人編曲か?と思ったら、ガルバン編曲で一安心?  以前の1988年プロで弾いた白鳥は有名なゴドフスキー編曲だったので、これも含めて初披露。こういう曲ってカツァリスに合うと思うんだが、何回か日本で弾いていくうちにもっと良くなるだろうし、これは次回も期待!

今回は即興演奏は冒頭でなく、アンコールで。やはり、フランスと恒例の日本のメロディーでチョイチョイと。

まあ、前半はちょっと退屈だけど、後半は面白いのでトータルでは満足度高し。
10月の聖地・浜離宮公演に期待ですな。

で、いま気づいたんですけど、これって、ドビュッシー没後100年記念公演??? ドビュッシーNo印象!

 
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2018-2019年来日公演情報

今年から来年にかけて、おもにフレンチプロにて、複数回来日するという変則日程ですが、本サイトに来日公演予定をアップしました。
(予定)と書いてあるところは、あくまで非公式情報ですので、主催者やホールに問い合わせしないようにお願いします。
公式発表になりましたらツイッターでお知らせします。

まあ、フレンチプロ自体は、うーん、どうなんでしょう・・・。

なお霧島でのガラコンサートはカツァリスのフレンチプロから数曲弾く単独ソロで予定されていますので、アンドレア・ロストとの共演などはないようです。海外では共演してますので残念です。
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更新記録: インタビューコーナーに1987年6月翻訳記事を掲載

テオドラキス、ペンソン編曲集の新譜はもう少し聞き込んでから、感想アップします。

久しぶりに、インタビュー掲載しました。

1987年のベルギーのCompactというCD雑誌のインタビューです。(リンクはこちら
1987年といえば、テルデックの看板ピアニストとしてバリバリのころ、ベートーヴェンの交響曲全集もまだ完成していないころです。
もちろん、ショパンを弾くよりも前です。

特別おもしろいことは書いてありませんが、このころのカツァリスはちょっと変なレパートリーをもつピアニストとは思われていましたが、発売されているCDが、ベートーヴェン、ブラームス、モーツァルト、シューベルト、シューマンなどとドイツ系のものばかりで、むしろフランス人ということがイメージされていない時代で、そこのギャップが読み取れるのが懐かしい。。。

ま、このころの「変」さはその後の「変」さを知ってる我々からすれば、「序の口」だったわけですが。
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ウェブラジオ情報: BBC Radio 3 で生演奏

期間限定で年内聞けると思いますが、先週久しぶりにロンドン公演を行った際に、BBC radio 3に出演し、スタジオで生演奏しています。Radio 3は以前もあったので、GJラジオ局認定です。

http://www.bbc.co.uk/programmes/b09gdygg

カツァリスの登場は8:00くらいからで、即興演奏のあと、他の曲をはさんでもう1回でてきて、合計3曲弾いています。

1. インタビュー 8:00-
2. 即興演奏 11:50-
3. ヘンリー・パーセル:Suite in D major 44:00-
4. インタビュー 48:40-
5. モルチャノフ作曲歌劇「朝焼けは静かなれど」のテーマによる即興演奏 53:35-

この最後の曲ですが、ある歌手の伴奏をしたときにみつけたオペラ曲らしいですが、もともとは1972年の同名のロシアの戦争映画の曲を作曲家自身が後にオペラ化したみたいです。
こういういかにもロマンチックな映画音楽っぽい曲を見つけてくるのが好きですな。
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更新記録: ディスクグラフィーコーナーを最新までアップデート

長らくサボっていたディスコグラフィーコーナーを最新までアップデートしました。

追加CD

ユージン・オーマンディ In Memoriam
クラリネットとピアノのための作品集~ブラームス、サン=サーンス、クルーセル
4手のためのロシア・ピアノ作品集~グリンカ、チャイコフスキー
アルトとヴィオラ、ピアノのための歌曲集
親和力~ピアノ小品集~ありがとうショパン、さよならラフマニノフ
4手ピアノ、2台ピアノのためのロシア・バレエ音楽編曲集
Rarities Of Piano Music At Schloss Vor Husum 2015
David Serero & Cyprien Katsaris Live Recording in Paris
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カツァリス&広瀬悦子 NHKクラシック倶楽部 2/28放映

昨年の12月の広瀬悦子とのコンサートがNHKで放映されます。

2月28日AM5:00- BSプレミアム

http://www4.nhk.or.jp/c-club/x/2017-02-28/10/21944/1894347/

チャイコは放映されないみたいです。
あとは、FMでも放送予定ですが、放送日は未定です。
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更新記録: コンサート情報コーナーに1998年までの来日公演のパンフをアップ

10月の来日公演のふりかえりは後日します。

本サイトのコンサート情報コーナーに1998年までの公演パンフをアップしました。チラシやら新聞記事もアップしてます。
おもえば、自分も今年でファン暦30年なので、近々振り返り企画として、昔話を書こうと思います。
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