来日公演曲目雑感

さて、曲目なのですが、一言で言えば、「目新しいものはなし」の
無難な曲目でしょうか・・・。
実は、当初、ノクターン全曲プロというものが噂されており、かなり
期待に胸膨らんだのですが、やはり、気まぐれ病のおかげで結局は
従来のレパートリーの範囲に収まりました。
しかし、招聘元の日響さんのおかげで、3プロともなんとかバラエ
ティに飛んだ作りにんばっていて、どれもそこそこ楽しめるもので
すね。
【1】プロは、前半がショパンで後半がリストという、スタ
ダードなプロ。おそらく、リストはイゾルデとか孤独が入ってくる
のではないでしょうか。
【2】プロは、アンコールピースばかりで、なかなか楽しいプロ。
とくに、フランスでラジオの公開録音で弾いただけのグラナドス、
アルベニスといったスペインものには期待大! バンジョーも日本
では久しぶりなのでは? これだけアンコールピースを弾くと、
本当のアンコールはなんだのだろうか??
【3】プロも、久しぶりのシューベルト小品に、EMIのLPで聞ける
だけのハイドンというのもおもしろい。発表されてるだけでは、
明らかに少ないので、追加は発表で期待大!
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2006カツァリス来日公演詳細決定!!

とうとう秋の来日公演の詳細が決定しました。
下記の通りです。

10月14日(土)14:00 つくばノバホール 
 プログラム【1】 チケット発売日未定

10月15日(日)14:00 兵庫県芸術文化センター
 プログラム【1】 4/16チケット発売

10月17日(火)19:00 浜離宮朝日ホール
 プログラム【1】 4/1チケット発売(イープラス先行あり)

10月18日(水)19:00 浜離宮朝日ホール
 プログラム【2】 4/1チケット発売(イープラス先行あり)

10月21日(土)16:00 彩の国さいたま芸術劇場
 プログラム【3】 5月下旬チケット発売

あと非公式公演としてヤマハ浜松でもあるようです。
日程はかなり良い日程です!

気になるプログラムは・・

プログラム【1】
 ショパン:ノクターンOp9-2
      エチュードOp25-12
      ソナタNo.2から葬送行進曲
      ポロネーズOp26-1
      幻想即興曲Op66
子守歌Op57
 リスト :ハンガリー狂詩曲第5番
      チャールダーシュ・オプスティネ(カツァリス編曲)
 他

プログラム【2】
 グリーク :抒情小曲集より
 シューマン:トロイメライ
 ショパン :前奏曲Op28-15
       ワルツ第7番
 シューベルト:セレナーデ(リスト編)
 ワーグナー:イゾルデの死(リスト編)
 バッハ  :トッカータとフーガ(カツァリス編)
 Lモーツァルト:おもちゃの交響曲(キャメロン編)
 グラナドス:スペイン舞曲集より第5番
 アルベニス:タンゴ(ゴドフスキー編)
 ゴッドシャルク:バンジョー(カツァリス編)
 他

プログラム【3】
 シューベルト:3つのピアノ小品より1・2番
 ハイドン :ソナタ第35番
 Lモーツァルト:おもちゃの交響曲(キャメロン編)
 リスト  :チャールダーシュ・オプスティネ(カツァリス編曲)
 ショパン :ワルツOp34-2
       エチュードOp25-12
       子守歌Op57
 バッハ  :トッカータとフーガ(カツァリス編)
 他

当初噂された、ノクターン全曲プログラムではなくなったのが残念。
プログラムの感想は明日!
 
       
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ハンガリア協奏曲 EMI復刻CD発売!!

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とうとう2月22日に発売されました。
カツァリスのEMIに残した名盤、ハンガリア協奏曲などのCD!!
長くCD化が待たれながら、
 EMIが版権を放棄したとかいう理由でされなかったはずなのに・・。
 カツァリス自身が版権を探して、PIANO21からCD化しようとしてたくらいなのに・・。
 なぜか日本でのみ発売・・。

最近にないニュースです。おかげで5枚ほど買い込み、海外のものごっつ海外支部へ送ることに。。。

ちなみに。カツァリスの事務所も知らなかったこのCD化。
東芝EMIさん、ほんとにいいのでしょうか・・。
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さいたま「ピアニスト100」に登場

チョット前にぴろこさんに文句言ってたら、どうやら最終年にカツァリスがやるみたいですね。
公式発表では、10月21日(土)16:00から彩の国さいたま劇場音楽ホールです。チケットはS席5000円とまさに、インフレ知らず。(初来日のときからチケット代が下がっているというのもどうなんだろうか・・)
土曜日の夕方からという絶好の時間なので、ぜひ皆様お出かけを。ちなみにプログラムはまだ発表されておりません。。
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長期連載開始! カツァリス今昔物語

久しぶりの気合入った企画です。カツァリスが1980年代にどのように日本の音楽ファンの前に姿をあらわしたのか、執拗ともいえる批評家からの迫害の嵐、ショパンを弾くのバブル人気など、長期連載で振り返って行きたいとおもいます。Special Contentsのコーナーから、どうぞ。
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カツァリス生い立ちスライドショー(オフィシャルサイト)

オフィシャルサイトで、こんなページができております。
なかなかよくできているコンテンツです。小さいころの面影はあまりいまに残ってないですなあ。小さいころは女の子みたいです。
オフィシャルサイトの管理人のロビンは、パリ音楽院のピアノ科の現役学生ですが、こっち(Web制作)のほうが向いているのではないだろうか。(そういえば、吟遊詩人と姫君を弾こうとして難しすぎて弾けないと泣きが入ってたが・・本当にプロを目指しているのだろうか)
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2006年スケジュール更新

2006年のスケジュールがだいたい決まったようですので、更新しました。年初はエジプトにはじまり、5月は上海、夏は常連のフズムフェスティバルに、10月はいよいよ日本。12月にソウルとマレーシア。なんだかアジアのスケジュールが目立ちます。
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