いよいよ明後日13日日曜日にカツァリス久々の来日公演があります。
今回の西宮・兵庫芸術文化センター公演は、昨年4月の公演が腱鞘炎で延期になったものです。
その後、脳梗塞などもあり、今回も延期かと思われましたが、無事来日してくれたようです。
この1月は、この振替公演と、15日に大阪でマスタークラス(これも振替)、18日にこれも大阪池田の逸翁美術館マグノリアホールところでミニコンサートをやって終了ですので、実質、西日本ツアーです。
今回のプログラムは、なんといっても、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」をなんとカツァリス自身による編曲で、ソロバージョンを披露するのが目玉です。
協奏曲のソロバージョンといえば、ショパンの2番、リストの2番に続くもので、まさに「楽団ひとり」第3弾!です。
どうも完全なフルバージョンでなく、ちょっと短くアレンジしているみたいですが、本当に楽しみです。
この曲は今年あちこちで弾くようですが、この日曜日の西宮が完全に初お披露目のワールドプレミアになります。
こういうときのカツァリスはかなりナーバスになっているので、さて、どうでしょうか・・・。
西宮でのその他のプログラムは、いままで何回も弾いたことがあるものばかりです。
それから、ちょっと興味深いのは、マグノリアホールで予定されているチャイコのバレエ音楽の編曲ものですね。これは、3月の浜離宮でのロシアンプログラムでも予定されていますが、どのようなものなのか、ちょっと先に披露してくれます。
そんなわけで、東日本の方は、3月の、逗子・茅ヶ崎・浜離宮まで少々お待ちください。
なお、10月にはすでに名古屋公演が決まっていてチケットも発売されていますので、本サイトを更新しておきました。この名古屋公演のメインは、リストのコンチェルト2番のソロバージョンとなります。
あと、まだ発表されませんが、10月は、九州と関西で1回づつソロコンサートがきまっています。情報解禁になったらお知らせいたします。
1月13日 西宮 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
1月15日 大阪・ヤマハ千里店 マスタークラス
1月18日 逸翁美術館 マグノリアホール
3月2日 逗子文化プラザ なぎさホール
3月3日 茅ヶ崎市民文化会館
3月8日 東京 浜離宮朝日ホール
3月15日 名古屋 ウィーンクラブ
10月17日 愛知県芸術劇場コンサートホール
コメント